WRESTLING DREAMERS/2012.09.22/東京・新木場1st RING・雑感

※はじめに...俺はプロレスを観客なので観客の視点でとらえて来た事や雑誌で読んだりTVで見た 事程度しか知りません。知らない者から観た薄っぺらい感想文ですので,それでも良い方のみ御覧ください。

◎雑感
★土曜日なのに祝日ってのを数日前に知り,ギリギリで休みを取っての今大会。
少し早目に家を出て,会場へ...行く前に,新木場公園へ(笑)。
虫餌保存用の海水を汲みに行ったんだけど,BBQ客がイッパイで完全不審者だった(苦笑)。
海水汲み後BBQ客とスタジオ・コーストの客をかきわけ会場へ。
BBQにスタジオ・コーストにディズニーランドに新木場駅は大混雑だった。

会場近くのコンビニへピット・インして脱糞し,飲み物購入。
欠場中の望月選手にチケットをモギって貰い中へ。
そして会場で盟友とき兄さんと合流し,祝日に乾杯♪

入りがまばらな中,会場が暗転するとDVDの告知VTRが(驚)。
映像になった,ここ最近の闘いがカッコ良かった。
CM~オープニング映像が終ると,いつもの挨拶...。
だが,音楽ながれず,しばしの沈黙.......長かった。
そして,曲無しで佐藤選手が登場し,真面目な挨拶を行った。
客入りは時間がいつもと違うからか?思った以上に少なかったが,いつものように夢の扉が開いた...。

第1試合は,総合格闘技経験者の鈴江選手のプロレスデビュー戦。
相手はドリーマーズの常連となった最強芸人の焙煎選手。
鈴江選手は素晴らしいミドルキック等を見せたが,終盤は完全にスタミナ切れ。
そんな鈴江選手に火を着け様と試合を引っ張る焙煎選手の成長が素直に嬉しいね。
そんな焙煎選手の口撃が凄かった!!
「ビビッてんのか?俺はビビッてるぞ!!」だもん(笑)。
そして,ビビッてるのに,物凄いスタミナと技術を魅せつけて勝利。
フィニッシュは,ドリーマーズではフィニッシュ技になってる骨法首落し(胴絞め飛龍裸絞め)だった。
試合後,焙煎選手は腕立て伏せにスクワットで体力アピール。
芸人と言え焙煎選手は,そこらのインディーレスラーよりもプロレフェッショナルレスリングの真髄を知る男。
“プロレス”デビュー戦が焙煎選手で鈴江選手も良かっただろう...と後々言える様に“プロレスラー”として頑張って欲しい。

第2試合はドリーマーズでは珍しい,女子プロレスラー同士の試合。
久々の女子プロレスだが,やっぱ女子プロレスラーは小さいね。
なのに,なんでリングロープは男子と同じ高さなんだろうって思った...どうでもいいね(苦笑)。
飯田選手は,体が柔らかく“これぞ”女子プロレスラーって感じだった。
技をかけられている時の柔らかさが凄く,アルゼンチン・バックブリーカーの曲がり方が超凄かった。
水波選手は豪快な技や,すげえパワーなのにちょいちょい出ちゃう乙女チックな言葉に胸キュン♪
「はぁ☆♪」「3じゃないのぉ☆...」等,強いし乙女チックだし素的ね。
あと,セコンドの渋谷選手の声も可愛かった。
なんか華やかな時間だったな。
しかし試合は華やかなでありながら激しく熱かった。
女子プロレスらしい,気迫と華やかさが,かなり面白かった。
ただ終盤は女子プロレスや最近のXディビジョン系の試合を俺が好きじゃない原因バリリンコの展開。
フィニッシュ級の技が何度炸裂しても決まらない攻防が続く。
よく言えばカウント2.99の攻防だけど,個人的にあまり長く続くのは好きじゃないんだよね。
好みの問題だし,だから四天王より三銃士が好きだったんだけど...まぁ好みの問題よね。
最後は水波選手が水波コースター(アルゼンチン・コースター)で熱戦を制した。

第3試合はトリプルスレッドマッチだが...。
トリプルスレットなのに,くにおくん選手にとっては逆ハンディキャップマッチ状態。
試合前から,どうなる事やらと思ってたたが,蓋をあけたらとんでもなく面白かった。
くにおくん選手は,益々我道を突き進む(笑)。
ロボットダンスからのギロチンドロップ(くにおくん☆ギロチン?)を筆頭に,放送禁止的な動きや顔を連発...危ない。
デスマッチファイターじゃなくても,立派なキチガイレスラーだ(笑)。
黙ってりゃNOAHの秋山選手風の顔なのにね(笑)。
試合は,くにおくん選手の頑張りやキャラもあったが,それを活かし引っ張る凄腕レスラー達。
はやて選手と守部選手のレベルの高いプロレステクニックと,貴重な絡みに感動した。
やっぱ違うんだね,凄いレスラーがいれば,マッチメークに関係なく美味しく食べれちゃう♪
最後は雪崩式ブレインバスター狙いのはやて選手を守部選手が肩車し,ブラック・アミーゴス(摩周)を炸裂させ,技でのダメージの少ない
守部選手がくにおくん選手をカバーして勝利した。
「Lie Cheat Steal !」

セミは肩の怪我が癒えた怪物中里選手と,改名きよしくん選手の素晴らしい試合...を,くにおくん選手がひっかまわした(笑)。
きよしくんは,くにおくんと改名トレインで入場。
改名と同時にコスチュームも白いパンタロンになり,カポエラ風の動きも魅せた。
中里選手は,肩の怪我も癒え超暴力的パワー爆発。
やっぱ中里選手に痛々しく弱弱しい姿は似合わないね♪
試合は,くにおくん選手のセコンドワークに救われ...直後に邪魔されたきよしくん選手。
チョークスラムこそナイスアシストで3カウントを免れたが,自身渾身のレッグラリアートは3カウント以上数えれたのに(苦笑)。
最後も,きよしくん選手がレフェリーに抗議し振り返ったら,中里選手のジャンクハマー炸裂。
まあ,明日があるさ!!
さぁ頑張ろうぜ~♪

メインはトリオ王座のベルトを争うトーナメント1回戦。
世代闘争ではなくチーム対抗戦に昇華したブラックスターズ第2とハンバーガーズが激突。
試合はチーム対抗戦やトーナメントだが,殺伐した感じでは無く楽しい試合だった。
ブラックスターズ第2ではジミー選手が会場を盛り上げていた。
終始笑顔で盛り上げてて,楽しいけど...好みの問題だな(笑)。
対するハンバーガーズは,名前の通りハンバーガー選手が会場を盛り上げ熱くさせる。
やはり,ハンバーガー選手の勢いは本物。
試合中も声やエネルギーがほとばしってる感じだし。
最後もキッチリ,リーダー?として丸め込みで勝利をゲットンしたし。
時代はハンバーガーなのか...

試合後は敗れたブラックスターズ仮免許中の佐藤選手が納得いかずに大暴れ。
殺伐としたスタイルの佐藤選手だけに,やはり“ハンバーガー”なんてリングネームの選手に負けたのは納得いかなかったんだろう。
しかし...マイクのやり取りの中で,そんな佐藤選手がとんでも無い行動を。
話の流れが次回大会でのブラックスターズvsきよしくん&くにおくん&Xの話になると,佐藤選手が立候補(驚)。
まさか敗れたばかりの選手が,別ブロックにエントリー立候補するというプロレス史上でも前代未聞の出来事が。
そして,それが通り,晴れて?佐藤選手は“ともやくん(仮免許中)として,反対側のブロックにもエントリー(苦笑)。
流石に興醒めしたなあ。
マッチョ☆様が「何でもありやな」とリングで発したが,まさに何でもアリ。
仮に次の試合で,ともやくん(仮免許中)選手が負ければ,1回戦の意味すら無かったようなもんになる。
いや,むしろ無かったに等しくなってるけど...。
せっかくのドリーマーズ初のベルトだけに,価値のある争奪戦になって欲しかったが...。
こうなれば試合内容で価値を上げてもらわないと,このままでは決勝のカードだけで決定戦やれば良かったってなるからね。
って,ブラックスターズの勝利前提の話だが...やっぱ負けは考えられないもんね。
色々な意味で次回大会は大注目な大会となった。

で,最後に焙煎選手が,恒例のミニコーナーでシモネタ連発で大爆発(笑)。
祝日の昼間っからやるね♪
そして,時間が無くなったからか?最後はきよしくん選手が短い挨拶と「WE ARE DREAMERS」でしめた。
会場を出ると空は明るかった。
最後も忘れてたぜ,昼興行って事を...。


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