WRESTLING DREAMERS/2011.09.11/東京・新木場1st RING①

◎第1試合 20分1本勝負
 ○住吉久仁夫(3分44秒 逆エビ固め)望月英雄●
★第1試合は今大会から一番下の選手じゃなくなる望月選手と,下から四番目になる住吉選手が激突。
住吉選手は浜谷選手より先輩だが,なんとなくポジション的に先を行かれてる感じだし,下に入りデビューした選手は, わずか一戦で何を勘違いしたかフリーランスとなり,なかなか本当の意味での下がいない状況だった。
望月選手のデビュー戦は,住吉選手だった。 あれから,まだ今大会で四戦目の望月選手に負ける訳には行かない住吉選手。 そして,早く上でのポジションを奪い取る為にも,ここで良い試合なんかしてる場合ではない。
そんな気持ちが体中から溢れるような住吉選手だった
。 試合でも手厳しい攻撃で望月選手を追い込んでいく。 対する望月選手はガッチリした体系と新人離れした強心臓で,ドリーマーズでは並みの新人では無い一面を魅せる期待の新人。 先輩の住吉選手に攻め込まれる場面が多いものの,必死に耐え反撃を試みる姿は素晴らしかった。
しかし,住吉選手は強くて,良い意味で意地悪だった。 張り手合戦になりそうな場面で,住吉選手の張り手を食らった望月選手が張り手を打ち返そうとした。 プロレスではよく観る張り手合戦へのプロローグ的状況だった。
だが,住吉選手はそれを遮り,張り手を一方的に打ち込んで行った。 黙って受けない姿勢...それは試合を綺麗に魅せる事から程遠くなる行為だが,そういったとこがドリーマーズの良い所♪
そして住吉選手の“待っていても順番は回って来ないんだぞ!!”という自分への,後輩への想いかなと,勝手に想像して楽しんだ。
最後は住吉選手が逆エビ固めをガッチリ決めて勝利した。 ドリーマーズらしい泥臭く最高に素晴らしい第1試合だった!!


望月選手


住吉選手


握手で始まる


スイッチワークの攻防


レッグロック


トー・ホールド


強引なフライングメイヤー


ドっプキックから物凄い片エビ固め


チョップを打ち込む


フィニッシュは,逆エビ固め

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