WRESTLING DREAMERS/2011.05.22/東京・新木場1st RING⑥

◎第6試合 DREAMERS TAG GP 2011・トーナメント準決勝戦 時間無制限1本勝負
 守部宣孝&中里哲弥vs菊地 毅[FREE]&泉田純至[FREE]
 ○守部宣孝(7分40秒 反則)菊地 毅●

 *レフェリー暴行
★第6試合は順当に勝ち上がって来たチーム同士の準決勝戦。
キャリアで勝る元NOAHコンビは,体格でも勝ってるのかと思いきや守部&中里組の方が勝っていた。 鍛え抜かれた肉体がそう魅せたのかも知れないが。
特に中里選手は泉田選手を圧倒する肉体だった。 腕の太さなんか一回りも違っていた。
動きでもベテランの元NOAHコンビとは雲泥の差。 守部&中里組が大きくて動けるので,元NOAHコンビは動けない感じに目に映った。
パワーでもスピードでも圧倒しているはずの守部&中里組だったが,なにか今一歩踏み込めない感じがもどかしかった。 それがキャリアやメジャー経験者の壁なのだろうが,守部&中里組が全開で戦ったら圧倒的だったのでは無かっただろうか。
そんな目に見えない壁を越えて勝利するには,頭を使った勝ち方以外無かったのだろう。
泉田選手をレフェリーに誤爆させ「次は無いですよ」とレフェリ-の心理に反則を刻み込ませ, 最後も菊地選手を上手く誘導しレフェリーに攻撃させた守部&中里組が反則勝ちで決勝に駒を進めた。
故エディ・ゲレロを敬愛する守部選手は「Lie Cheat and Steal!」って感じでしてやったりだろうが,客席は水をうったような静けさと冷たさ。 ドリーマーズのプロレスと,かけ離れた結果に会場は一気にトーンダウン。 ドリーマーズ史上最低最悪の試合となった(笑)。
健全で全力で戦う事がドリーマーズのプロレス。 そんな中で,良いのか悪いのか新しい風を吹き込ませた守部&中里組。 何事も新しい風を吹かせるってのは波風が立つし,多少のリスクは伴う物。 スッキリはしないが,ドリーマーズのリングで,トーナメントで守部&中里組が魅せた勇気は凄い事だと思う。
水を打ったような場内の雰囲気を察して泉田選手がマイクを握った。 半分位しか聞き取れないようなマイクだったが,このマイクにより会場は少しだけ現実に戻る事が出来た気がする。 ベテラン選手の臨機応変さを垣間見た瞬間だった。


菊地選手






喉輪合戦


ベイダー・ハンマー


チョークスラム炸裂!!


ダイビング・ボディプレス


頭突き


泉田選手の攻撃がレフェリーに誤爆...




ロコモーション式ブレインバスター


強引にランニング式のスタナーへ


ダイビング・ヘッドバット




嫌な予感...


菊地選手がレフェリーにアタックし反則負け...




Lie Cheat and Steal!

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