WRESTLING DREAMERS/2010.07.17/東京・新木場1st RING⑤

◎第5試合 “夏バトルロイヤル14”14選手参加バトルロイヤル 時間無制限
 ○広瀬 隆(9分51秒 首固め)中里哲弥●
【退場順】
〔1〕住吉久仁夫 (0分58秒)
〔2〕櫻井大介 (1分15秒)
〔3〕永利耕一 (1分33秒)
〔4〕はやて (2分12秒)
〔5〕平原和幸 (2分25秒)
〔6〕マッチョ☆パンプ (2分33秒)
〔7〕松本直己・佐藤智也 (4分44秒)
〔9〕守部宣孝 (6分05秒)
〔10〕清水裕介 (6分15秒)
〔11〕浜谷清志 (6分49秒)
〔12〕勝見尚宏 (6分52秒)
※広瀬 隆が“夏バトルロイヤル14”勝利!!

★メインのバトルロイヤルは,オーバー・ザ・トップロープの無いドリーマーズスタイルの戦いに溢れるバトルロイヤル。 普通のバトルロイヤルと思って貰っては困る。
去年もそうだったが“これそドリーマーズスタイルのバトルロイヤル”とでも言うべき内容なのだ。
勿論,バトルロイヤルらしい面白い駆け引きもあるが,底辺に分厚く積み込まれた“闘い”という土台は一切崩れない。 どんなに他所でのスタイルがもてはやされても,ブレないドリーマーズのスタイルは, 一本筋が通ってるから大好きだ。
バトルロイヤルでさえそうなのだから,本当に素晴らしい。
出場したのはセミまで出場した選手13人(こまち選手のみ出場せず)と,メインのみに出場の清水選手。
どう考えても2試合目の選手達より1試合目の清水選手が有利...だが,余程激しいアップをしたのか?胸が赤く腫れ上がっていた。
若手勢が早々と潰され,ベテラン勢が騙し討ち?で次々脱落していく中,残ったのは本命寄りの中里選手と広瀬選手に, 大穴寄りな勝見選手と浜谷選手。
バトルロイヤルだけに大波乱もあるかなと思ったが,やはりドリーマーズ!! 最後は実力上位の中里選手と広瀬選手が残った。
最後の最後はヘビー級選手同士によるド迫力の肉弾戦。 お互い何度も組んでいるだけに,手の内が解っているのか?なかなか主導権を握れず。
しかし終盤にはGP覇者の中里選手がナンバー1の意地を魅せ主導権を握り畳み込みに掛かる。 フィニッシュ狙いのジャックハマーを炸裂させるべく,広瀬選手の巨体を持ち上げたその時だった!!
広瀬選手が渾身の力で首固めに丸め込む...リングに着地した瞬間両者の巨体が首固めのまま横滑り。 長くプロレスを観ているが,圧巻の光景だった。 勝ちたい気持ちと,精一杯の力が起こした横滑り。 最後は横滑りの首固めを決めた広瀬選手が大逆転の優勝!!
勝っても表情を緩めない広瀬選手の姿に,ドリーマーズの選手に刻み込まれている核を感じた。 とにかく面白く熱く最高のバトルロイヤルだった。
会場も熱狂の渦に巻き込まれ,気付けば空調の効いた会場なのに汗だくになって応援していた(笑)。
選手も大変だったろうが,ドリーマーズのバトルロイヤルではレフェリーがスゲエ大変だなあと思った。 手島レフェリー大仕事御疲れ様でした。


夏バトルロイヤル14


14選手が火花を散らす


試合開始


住吉選手がボディスラムでまわされる




大勢で押さえ込まれ住吉選手退場








はやて選手も騙し討ちで退場


ポーズを決めてると...






守部選手のフロッグ・スプラッシュを,清水選手がRKOで騙し討ち迎撃


北斗原爆固め


アンクル・ホールド


佐藤選手のダイビング・エルボードロップはかわされる


逆さ抑え込みを同時フォール






スリー・アミーゴス










最後はヘビー級同士の一騎討ち


逆水平チョップ合戦




ラリアット合戦


中里選手のダイビング・ボディプレス


ジャックハマーを狙うも...


首固めで広瀬選手が大逆転勝利!!


勝っても謙虚(笑)

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