WRESTLING DREAMERS/2010.03.27/東京・新木場1st RING②

◎第2試合 DREAME TAG GP 2010・トーナメント1回戦 30分1本勝負
 清水裕介&永利耕一vs平原和幸&勝見尚宏
 ○永利耕一(8分41秒 片エビ固め)平原和幸●

 *ジャーマン・スープレックス
★第2試合もトーナメント1回戦。
清水&永利組は実力とルックス兼ね揃えた魅力的なチーム。
試合でも清水選手の安定度を増す強さと,永利選手の色気漂う動きが客を魅了する。
対する平原&勝見組は若干?華やかさで負けるが,地味ながらも確実な動きで奮闘。
しかし,実力者清水選手と肉体からも充実感が見て取れる永利選手のコンビは強かった。
最後は永利選手がローリング式ジャーマンを狙うがバランスが崩れ二発目に行けず。 だが,そのまま強引に押さえ込みフォール勝ちをおさめた。
平原選手が「返した」と主張する程ギリギリのカウントだった。
それがイイ!!
ドリーマーズで使用されるフォールは,渾身のものばかり。 だから序盤だろうが思いっきりキックアウトやブリッジしないと返せない。 そこから生まれる緊張感はドリーマーズのオリジナルスタイルと言っていいほど。
残念な事にカウント3寸前でクラッチを自ら放すうなプロレスも昨今は増えてしまったが, プロレスのルールを一言で言えば3秒間相手の肩をマットにつけるものだからね。
それをないがしろにして,劇的な試合を構築しようなんて愚の骨頂。 そうじゃないからドリーマーズのプロレスは地味だけど面白い。
第2試合もドリーマーズの理念がしっかり詰まった素晴らしい試合だった。


清水&永利組


平原&勝見組


変形監獄固め




トランスレイヴ


ストレッチ・マフラー・ホールド


フィニッシュは渾身の片エビ固め

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