WRESTLING DREAMERS/2009.09.12/東京・新木場1st RING⑤

◎第5試合 ドリーマーズルール 時間無制限1本勝負
 ザ・グレート・サスケ[みちのくプロレス]&はやて&マッチョ☆パンプ[覆面MANIA]vs中里哲弥&清水裕介&広瀬 隆
 ○ザ・グレート・サスケ(17分52秒 体固め)清水裕介●

 *ラム・ジャム
★メインもセミと一緒で,今後のドリーマーズに見所が残るのか?それが気になる一戦だった。
ベテラン組は華もあるし,実力も凄い...けれど,ただ単に玉砕し「頑張ったね」じゃ,それはドリーマーズのプロレスであって, ドリーマーズのプロレスじゃなくなるんじゃないかと心配だった。
しかし,試合が始まると,そんな心配なんかふっ飛ぶような闘いを若きドリーマーズ達は見せてくれた。 勿論,相手は強すぎるトリオだから一筋縄ではいかない。
マッチョ☆様は,ドリーマーズ仕様で遊びや魅せを極力無くしたスタイル。 いつも大見得をきってから繰り出す技も,クイックモーションで繰り出したり,大型選手と真正面からやりあったり凄かったです。
はやて選手はルチャの動きも抜群ながら,その動きに当りの強さをミックスさせた手厳しい攻めで若手軍を追い込む。 小さい体で生き残って来たのは,飛び技が凄いだけじゃなく,ちゃんと闘えるからなんだと,若手軍の体に刻み込むようでした。
サスケ選手はドリーマーズでもランディ・ヴァージョン。 ランディ・ヴァージョンの泥臭い戦い方がドリーマーズにマッチしてました。
とにかく魅せや遊びを無くしたベテラン軍は強かった。 そんな強いベテラン軍に対し,序盤から中盤は全員攻撃で主導権をガッチリ握っていたのだから,若手軍も大したものである。
広瀬選手のパワーと膝蹴り,清水選手の根性と気合,中里選手の突進力 ...彼らのなりふり構わない戦い方は,試合にスイング感は出さなかったが,泥臭い闘いを生んだ。 けど,これぞドリーマーズのプロレス。
決して派出ではないけど,余計な演出の無い,シンプルながらも闘いが中心にどっしりある戦い...こんな戦いに観客は興奮する。 前回と違った心地良い盛り上がりを魅せた。
終盤になるとベテラン軍も盛り返し,一進一退の攻防が続く。 しかし,最後の最後はベテラン軍の底力が勝った。
最後はサスケ選手が前フリを大幅にカットしてラムジャムを炸裂させ強引に勝利を手に入れた。 ラムジャムの前フリをカットするなんて...サスケ選手も勝ちにこだわるリング...まだまだドリーマーズのリングには見所が沢山埋まっているようだ。


マッチョ☆様








はやて選手


サスケ選手


本日もランディ・ヴァージョン


若手軍


ベテラン軍




試合開始


場外戦














ショルダー・タックル合戦






カヴァージョ


テキサス・ブロンコ・バスター炸裂


リバース・スプラッシュ




コーナー・スプラッシュ


エプロンからのダイビング・ショルダータックル


チョークスラム


ウラカン・ラナ


ニー・リフト


シャリマティー




ケブラドーラ・トドアルト


ダブルのチョークスラム




雪崩式フランケンシュタイナー


ステレオ式トペ・スイシーダ


セントーン・アトミコ


フィニッシュは,ラムジャム







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