WRESTLING DREAMERS/2009.07.18/東京・新木場1st RING⑥

◎その他&観戦後記
★試合後はサスケ選手の40歳のリアルバースデー(誕生日)って事で,ケーキが用意されました。 照れながらも嬉しそうに,バースデーソングを聞き,火を消してました。
少し照れてたのか?相変わらずかわかりませんが,はやて選手に“新幹線が喋る”をいまだに言うボケっぷり。 前のドリーマーズでも言ってたし...たまりませんね。
最後はサスケ選手が誕生日って事でセパラドスを気持ち良く唄いました...が,一番が終わるとゴングが鳴り強制終了。 お後がよろしいとこで。
最後の最後はいつものように礼で終わりました。
エンディングの映像が終わりすぐに席をたち会場を後にしました...サスケ選手とはやて選手が記念撮影に登場する中。
すぐに帰る俺に,盟友とき兄さんが付き合ってくれたのかと思いました...二人ですんなり席をたったので。 盟友とき兄さんは記念撮影をするもんだと思ってましたが,やはり盟友...哀しい気持ちを共有していました。
盟友とき兄さんとは好きなプロレスもスタイルも全てが同じく好きな訳では無いし,価値観も似てるけど違います。 それでもココというとこで共鳴し共感できる...そんな盟友とき兄さんが隣に居てくれたのが,今大会での救いでした。
俺達は選手に美味しい物を御馳走するような身分でもないし,沢山お客を連れて来る事なんか出来ない。 けど,プロレスを愛し大切に思う心は負けないし,選手にだって負ける気がしない。
だから同じようにプロレスを心から愛する盟友とき兄さんは俺にとってかけがいの無い人なのだ...あ,アッチ系じゃないですよ自分。 アッチ系じゃないけど,TV画面で俺達を観たり,試合の話を妻にすると,妻は「気持ち悪いくらい」と前置きをして, 共鳴し解り合ってると言います(笑)。 まあ一度は夜を共にしてますからね(笑)。
話は反れたけど,今大会では色々な事があった。 それを盟友とき兄さんは文章にし最後に「信頼を得るには時間がかかるが、失うのは容易い。」と書いていた。 まさにそうだなあと思いました。
けど,これからもドリーマーズには足を運びます,どんな雑音にも左右されない様もっともっとプロレスを好きになって。 それが俺達プロレスファンに出来る自衛策だし,努力だろうから。
努力が報われるか報われないかはわからないけど...。 けれども,努力してる選手はリングで報われて欲しい。 そして報われるのがドリーマーズのリング。 じゃあ客は?
話はまた戻るが...。
激しい言葉で言えば今大会で最前列・二列目正面中央を関係者席にした事はファンへの不義理だと思う。 全席自由なのに一番良い場所が自由じゃないのは正直可笑しな話だ。
他団体でも,今までのドリーマーズの大会でも全席自由ながら関係者席はあったが,一番良い場所を関係者席にしてるのは観た事が無い (大概端か後ろ)。
一番良い場所で観たいファン心理...ドリーマーズだからこそ,余計にショックだった。 ファンを大事にする団体だし,プロレス界でもトップレベルの常識ある団体だから。
二時間も並んだファンの思い...何故あそこをあんな奴らに...。 本当にやるせない思いだ。
リングの上では熱い試合が繰り広げられ,リングの前は盛り上がっていた。 ただ,試合やプロレスで盛り上がってるのではなく酒で...。
リングが非常に遠くに感じた。 まるでTVを観てるような... 蚊帳の外...関係者席とリングは盛り上がるが,その外はそれ程盛り上がってなかった現実。
また酷な事を書くと今回の盛り上がりは全てが本物ではなかったと思う。 選手の頑張りや熱闘,素晴らしい動き...それらに対する盛り上がりより, ただの馬鹿騒ぎに近かったと思う。 そう感じたのは俺達だけなのかもしれない。 リング上の選手達は絶対感じる事は無いだろうし,選手達はいつも以上にイキイキ戦っていたから,それでいいのかもしれない。
色々な事があり,とても哀しい気分だった。 昔DDTで観たディック東郷vs高木三四郎戦みたいに哀しかった。 途中で「帰りたい」と思った事なんて,なかなか無いからきっと記憶に残る大会となるだろう。
何故帰りたくなったか...大切な物が汚されていく様を観たくなかった。 世間の評価と違う感性なのかもしれない...けど俺にだって譲れないものがある。 大切な宝物を汚された気分...俺の大事なプロレスを,レスリングドリーマーズを汚さないで下さい。 所詮一ファンの勝手な思いだが,心から汚さないでと思った。
今回の怨み節は,ファン中傷ではない。 だって,あいつらはプロレスファンじゃないから。 あいつらがプロレスファンって言われるなら,俺はプロレスファンを辞める。 あいつらはグルメじゃない何でもペロリ... 「アイアイ」言いたいなら,酒飲んで騒ぎたいなら他所でやってくれ。
偉そうな事をいったって,同じ人数を集める事なんて出来ないし,美味しい物を御馳走する事なんて出来ない。 所詮客を呼べない一ファンの独り善がりなのだろう。
独り善がりだけど書かせて貰う,だってこれは俺のホームページだし,俺はチケットを買って並んで試合を観たファンだから。 だからって何を言ってもいいわけじゃないのはわかってる...わかってるけど(苦笑)。
プロレスを愛するもの達が作り出す盛り上がり...あの心地良さは今回の会場には無かった。 前にも書いたがドリーマーズにはプロレスファンの数は少ない。 客席にいて実感できるほどだ。 それでも選手の知人や家族が集まり超満員になる。
知り合いを連続で呼ぶって事がいかに大変か,音楽をやってた俺も,演劇をやってた盟友とき兄さんも痛いほどわかってるつもりだ。 そんな想いを持って集まった人達が作りあげるドリーマーズの雰囲気も楽しみの一つだった。
最近は斜めからプロレスを観る人が多い。 わかった顔してブックだ何だと隠語を言ってる奴もいる。 けど俺はプロレスを本気で観てるし,本気の闘いだと信じてる。
そしてドリーマーズに集まるお客さん達も本気でリングに上がる家族・友達・知人を応援する。 そこには純粋に「勝って欲しい」という思いがあるから。 そこが魅力でもあるのだが...。
こんな事が続けば選手が駄目になる(偉そうで申し訳ございません)。 試合を通じてファイトが評価されて盛り上がる事こそ,選手を成長させプロレスを面白くするのだと個人的に思っている。
今回はドリーマーズを観終えた気分ではなかった。 心の底から哀しかった...哀しいプロレスは嫌だな。 プロレスが好きだからこその哀しさ。 この哀しさは俺達だけなのかな?
きっと馬鹿騒ぎしてた奴らには絶対解らないだろうし,リングで頑張る選手達にも解らないだろう。 何度も書くが所詮はちっぽけな一ファンの独り善がりなのだろう。
プロレスの楽しみ方は自由だし,観る人によって色々なプロレスがある。 だから馬鹿騒ぎしててもいいのだろう。 結局,俺が未熟なファンだからの事。 本当にプロレスが好きなら,何事にも左右されずに楽しめばいいんだ。 それが出来ないようじゃまだまだだな。
だからもっと精進していきます。 そして,俺は思う,やっぱプロレスは愛だよ!! 対世間なんて糞喰らえ!最後に残るのは愛在りし者! 愛がある限り,今後も俺はプロレスを観続ける。
記念すべき301回目の観戦記...書いてて全然楽しくなかった。 それでも書いた俺の怨み節,最後までお付き合いしてくださった方ありがとうございました。


誕生日のサスケ選手














バースデーケーキ




ハッピーバースデー!!


火を消すサスケ選手


首飾りは守部選手製作(紙テープの残骸で)








セパラドス熱唱










礼で終わる


チケット...はやて選手ありがとうございました。


H.W.P.だより


次回大会は9月12日


ミスター・デンジャー最後のデスマッチ

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