SUPER CREW/2006.12.01/東京・新木場1st RING②



◎第2試合 20分1本勝負
 ○広瀬 隆[3期生](8分39秒 片エビ固め)平原和幸[3期生]●
 *変形バックドロップ
★第2試合では,とんでもない怪物が現れました。 広瀬選手は超が付くほどの怪物でした。 デビュー前からその風貌と肉体でファンの間では注目されていました。 いざ蓋を開けてみたら,予想以上の強さ。 一方の平原選手もデビュー戦ながらいぶし銀なたたずまいが良い感じです。
試合はロックアップで始まりました。 押し込む平原選手でしたが...広瀬選手が押し返すやぶっ飛ぶ平原選手。 脅威のパワーです。 さらにキレと説得力抜群の広瀬選手の膝蹴りが,平原選手の胃袋をえぐる。 散々ボディーに膝蹴りをぶち込んだら,ベアハックで逆側の腰をしめ付ける。 平原選手が体の中心から破壊されていく。 TOKI兄さんが言うとおり,まさに「和製レッドブル軍団」である。 なおも強烈なエルボーで平原選手を追い込む。
何もせずに平原選手が終るのか?と誰もが心配した時だった。 ドロップキックで反撃を開始する平原選手。 体格差をカバーすべく,柔軟な動きを魅せる平原選手。 コブラツイストを決めるも,これをパワーで切り返す広瀬選手。 膝蹴りをまた打ち込もうとする広瀬選手...その膝をキャッチした平原選手がドラゴンスクリュー!! 広瀬選手の体重が仇となり大ダメージに。 場内はヤンやヤンヤの大歓声。
この時,客の9割は平原選手を応援していた...それは広瀬選手が強いがゆえに。 その圧倒的な力で,デビュー戦ながら相手と客を敵にまわす事に...まさにナチュラルヒール。 いやナチュラルモンスターである。 そんなモンスターが大地に崩れ落ちた時,平原選手が渾身の膝十字固めでしめあげる。
悶絶する怪物広瀬選手...しかし,なんとかエスケープに成功。 立ち上がりジャーマンを狙う広瀬選手。ロープにしがみつく平原選手を強引にぶっこ抜く ...かと思われたその瞬間!!平原選手が膝十字固めで切り返す。 これには激しく悶絶する広瀬選手...怪物が負ける? いや負けなかった。膝十字固めをエスケープ凌ぐと,膝蹴り一発で形成逆転。 さらに裏投げ気味のバックドロップで広瀬選手が勝利。
終盤は接戦だったのだが,広瀬選手の怪物ぶりが衝撃的な一戦でした。 負けたけど平原選手の頑張りも素晴らしかった。 両選手とも凄い試合をありがとう!!


平原和幸[3期生]選手
身長170cm/体重76kg 生年月日1979年2月2日( 27歳)
出身地:新潟県長岡市 得意技:やられっぷり


広瀬 隆[3期生]選手
身長172cm/体重90kg 生年月日昭和54年1月22日( 27歳)
出身地:埼玉県川口市 得意技:膝蹴り


ロックアップで始まるが...


そのままぶっ飛ばす広瀬選手


強烈な膝蹴りをたたきこむ


ベアハック


まさに怪物的強さ


エルボー合戦


コブラツイスト


コブラツイスト返し


膝十字固め





広瀬選手のジャーマン狙いを...


膝十字固めで切り返す


怪物悶絶


フィニッシュは裏投げ気味のバックドロップ...まさに「和製レッドブル軍団」


試合終了

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