リッキー・フジ自主興行/2005.3.19/東京・バトルスフィア東京⑤



第5試合 MAIN PARTY 61分1本勝負
 ~カナディアン ラストマンスタンディングマッチ~

●リッキー・フジ(19分35秒 KO)中川浩二[隼計画]○
*パイプ椅子へのぺティグリー
★前回からのストーリーと遺恨が絡んでいたが...ストーリーや遺恨というより"プロレス人生"という感じでした。試合形式は"カナディアン ラストマンスタンディングマッチ"...3カウントやギブアップは無く,倒れた選手にカナダ国旗をかけ10カウントでKOという過酷なルール。試合は序盤から中川選手がダーティーな攻撃でリッキー選手を追い込みました。中盤になると息を吹き返したリッキー選手が"飛び付きDDT"や"フライング・ボディーアタック"で反撃。"カミカゼ"3連発では完全KOを狙いました。しかしカウント10まではいかず。すると徐々に中川選手が主導権を手繰り寄せていきました。掟破りの"カミカゼ"。リッキー選手が"9999"を繰出せば,逆に"9999"で反撃。終盤はお互い立つのもやっとの消耗戦。そんな中で,中川選手が"椅子へのぺティグリー"を炸裂させる。リッキー選手は立ちあがる事が出来ず中川選手が勝利しました。俺の予想では"アメリカンクラシカルレスリング"のテクニック合戦だと思ってましたが,ゴツゴツしたもっともっと"原始的"なプロレスリングでした。決して現代風のプロレスではなかったけど,お客さんを引き付けた魅力的な試合でした。今回も"盛りあがる=イイ試合"では無い事を感じさせてもらいました。あれだけみんなが固唾を飲んで見守る試合ってのもなかなかないのではないでしょうか。色んな意味で素晴らしい試合だったと思います。そんな試合を作り上げた両選手のプロレスに感動しました。あ~プロレスファンで良かったな♪




シャープシューター








フライング・ボディーアタック


パイプで殴る


旗で首を絞める




カミカゼ


膝をついての殴り合い


試合終了


かけよる中川選手


抱き合う両選手


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