リッキー・フジ自主興行/2004.11.14/東京・バトルスフィア東京⑥



第6試合 ファイナルパーティー 61分1本勝負
 ~レッスルブレインカップジュニアヘビー級選手権試合~

○王者)リッキー・フジ(18分13秒 レフェリーストップ)中川浩二[隼計画]●
*ハードロック
※第6代王者リッキー・フジが3度目の防衛に成功!!
★メインは素晴らしいクラシカルプロレスリングで会場とリングが溶けこんでいくような濃密な試合でした。コール時にはTさん苦心の紙テープが鮮やかに舞いました。WOO!!そういやこの日のリングアナさん素晴らしかったなあ。音響の悪さを地声でカバー...これがデカくて通るんだなあ。まあいいや。試合試合。
序盤はねちっこいリストの取り合いやベーシックなレスリングが展開されました。この辺の攻防で客の集中力が高まった感じがします。流石両選手とも上手いです。場外戦でリッキー選手の足を椅子とコーナー鉄柱でサンドして椅子でぶん殴る中川選手。これでリッキー選手の足を破壊するや閃光ヒットマンがいやらしい一点集中攻撃に。 シャープシューターが決まらないとみるや大技でリッキー選手にダメージを与える中川選手。ダイビング・ショルダーや掟破りの逆カミカゼが炸裂。ふんばりが効かないリッキー選手はダメージも倍増。やばいぞうロックンロール!!しかし早いロープワークでは痛みを超越し素早い動きを見せるリッキー選手。凄いキレの飛び付きDDTで逆転に成功!!インパクト,破壊力とも素晴らしい一撃でした。超滞空ブレンバスターやカミカゼを炸裂させるも踏ん張りが利かないのか決定打は与えられないリッキー選手(しかしカミカゼが炸裂した時のインパクトは必殺技って感じでした)。それを指をくわえて見てる閃光ヒットマンではなかった。終盤に入ると一進一退の攻防に。しかし大技はバックドロップ位しか飛び出さず。試合の焦点はシャープシューターに。シャープフーターを巡る攻防でこんなにドキドキしちゃうのかよってほどの緊張感でした。そして遂に中川選手のシャープシューターが決まる。これで終わりかあ...と思った時リッキーさんのロックンマジックが炸裂。シャープシューターを組み合わされた足のテコと全身のバネでふっとばし脱出...すげえ!!!ふっとんで倒れてる中川選手の背後から足をロックするリッキー選手。そのままフェイスロックを極めハードロック!!なかなかタップしない中川選手にまさに"ハード"って感じのごとく捻りあげるリッキー選手。背骨が折れるくらい捻られる中川選手を見兼ねたレフェリーがストップをかけ熱戦にピリオドが打たれました。
試合後はリッキー選手の握手を拒否する中川選手。タップしてないから再戦させろみたいな事に。リッキー選手は"ラストマンスタンディングデスマッチ"で完全決着戦をぶちあげる。これは次回もパーティーに参加しなきゃなあ。しっかしマジなリッキー選手はあまり見ないけど,凄いポテンシャルを秘めているのですなあ。いや~本当素晴らしい試合だった。本当内容濃かった。プロレスの面白さや奥深さが感じられる"見る"試合だったなあ。会場の盛りあがりはイマイチだったけど,盛り上がる=素晴らしい試合ではない事をこの日も認識させられたなあ。試合に引き込まれたなあ。試合後は全選手(一部を除く)がリングに上がりクライマックスに.....観戦後記(試合後)へ続く。


リッキー選手


中川選手


中田コミッショナー(ナイトメア社長)


舞い踊る紙テープ






カミカゼ封じ


鉄柱攻撃/b>


シャープシューター封じ


ダイビング・ショルダーアタック


カミカゼ!!ベイベ~!!


シャープシューター


ハードロック






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