みちのくプロレス/2011.12.11/東京・後楽園ホール⑤

◎第5試合 ノーロープ有刺鉄線・敗者岩手追放デスマッチ 時間無制限1本勝負
 ザ・グレート・サスケ&大仁田 厚[FREE]vs佐藤 秀&佐藤 恵
 ○ザ・グレート・サスケ(27秒07秒 片エビ固め)佐藤 恵●

 *七尺ラダーからのサスケスペシャルⅩ Ver 10.2セグウェイ(ものまね禁止)
※佐藤兄弟が岩手県追放!!
★今年の宇宙大戦争に対し,岩手県議会選挙の敗戦を引きずり全く乗り気じゃなかったサスケ選手。 佐藤兄弟がどんな口汚い言葉で挑発しても乗ってこなかった。
だが,仙台の試合で佐藤兄弟が有刺鉄線ボードを持ち込んだ事で何かが弾けた...ビッグバンだ!!
サスケ選手はテレパシーで会話出来る大仁田選手をパートナーに宇宙大戦争の戦場へ足を向ける。
大仁田選手から宇宙的なものは感じないし,何よりFMW全盛期は家族等人間味を持ち味にしてただけに, ここに来て宇宙と言われてもってのが正直なところ。 だが,大仁田選手は引退と復帰を繰り返すミスター・ライヤー...だから関係ないや~!! みたいな感じで...
対する佐藤兄弟は今年こそ宇宙人の存在を暴き,地球を救いたいところ。 極悪ツインズだが,地球の未来を考える実は心優しき兄弟なのだ...多分。
しかし,今回は大仁田選手やサスケ選手が経験しているノーロープ有刺鉄線デスマッチだから分が悪い。 いくら最近大日本でも活躍してデスマッチ適応能力が高いところを魅せる佐藤兄弟とて,本当に分が悪い。
更に敗者は岩手追放...ここで佐藤兄弟が岩手追放となれば岩手のファンは哀しむだろう。 そして,岩手の復興は少なからず遅れるだろう。サスケ選手しかりだ。 そして大仁田選手は岩手県追放になっても痛くも痒くも無いはず(笑)。
とにかく試合前から色々と想像したり突っ込んだりして楽しめるのも宇宙大戦争。
セミファイナル終了後の休憩からリングはロープを外され有刺鉄線が張り巡らされていった。 だが,遅い遅い,設営が遅い(笑)。 慣れもあるだろうが,とにかく遅かったし...多分,俺とか会社の後輩がやったら,もっと早く出来るよ(笑)。
そんな中,素晴らしい働きを魅せていたのはヤッペーマン2号選手だった。 いやあ働くね!俺達の仕事にスカウトしたいほどだった...マジで。
長い時間をかけて出来上がったノーロープ有刺鉄線のリング。 そこに凶器をテンコ盛りに持ち込む佐藤兄弟,邪道ヴァージョンのサスケ選手。
そしてワイルドシングに乗って大仁田選手が入場!!大仁田信者も大騒ぎでウゼエぞ!! 一部の大仁田信者は,人の迷惑も考えず大仁田選手を追っかけまくってたが,まあ人としてどうなのレベルだが, それだけ人を狂わすカリスマ性がいまだに大仁田選手にある事がスゲエな。
むしろ,自分の仕事を真っ当する為に,客を肘で押しのけ写真を撮る週プロのバカメラウーマンの方が,人としてのレベルは低そうだ。 今までも何度もムカついて来たが,今回も「なんだこの女!!」って言ってしまった(笑)。
客を押しのけてまで写真を撮るなら沢山紙面に載せろっての!!そんで「すいません」とか「おそれいります」とか言えばいいのにね。 まったく相変わらずプロレスマスゴミは糞だなあ...全部じゃないけどさ。
さて殺し合いは,まさに戦争って感じの無法地帯に。 あ...戦場で無法地帯だからバカメラウーマンはキチガイっぷり全開だったのか(納得)。
とにかく凄かった。 武器も有刺鉄線ユートピアや,モスラ(サスケマネキン)やら有刺鉄線ガンダムハンマーやらラダーやら,とにかく殺戮兵器が次々と投入されていった。
サスケ選手がせっかく選手達が一生懸命四苦八苦しながら張り巡らせた有刺鉄線を東側だけ切り外したあたりから,とにかく東側の 俺達は戦火に巻き込まれないように逃げるのに必至だった。 座って戦争を観ていたら,和桶を被ったサスケ選手が何を思ったか敵のいない客席の方に走ってきて,目の前にドカン ...流石に呆気に取られて逃げれなかった(笑)。 もうちょっとで怪我する紙一重のとこだったぜ...民間人とは言え,戦場は一瞬たりとも気が抜けないのだ。
さらに戦火が酷くなると,俺も戦争の悲惨な犠牲者に...。
ここからは,後の世にも伝えられないであろう俗に言う『マホッチファイアー事件』の真相を。
南側リングサイドで,佐藤兄弟のどちらかに水を噴射した大仁田選手は,満足そうに今度は東側にやって来た。 ニヤニヤしながら客席を見渡す大仁田選手。それを見上げるマホッチ。
すると大仁田選手はマホッチを指差しコイコイと手招きする。
突然の出来事にパニクルマホッチ。 一瞬の出来事ながら頭の中を色々な事が駆け巡る。
行きたく無い。水かけられたくない。けど,ここで行かないとシラケちまうぜ。ああ...体が勝手に。
大仁田選手が待つリングサイドに渋々歩を進めるマホッチ。 大仁田選手はペットボトルの水を口にふくみ噴射寸前。
ここで,またも一瞬の出来事ながらマホッチの頭の中では色々な事が駆け巡る。
どうしよう。水かけられる。ガッツポーズするか?普通か?邪道...大仁田選手...フロンティア・マーシャルアーツ・レスリング...。 大仁田選手の知識を総動員させたマホッチが出した結論は大仁田=ファイアーという「何年前だコラ!!」と言われそうな古のムーブ(笑)。
そしてマホッチは嫌々ながら大仁田選手の水を浴びながら「ファイアー」と言いながらファイアーポーズをし,そそくさと席に戻るのであった...。
席に戻ったマホッチの頭部はびしょ濡れ・オブ・びしょ濡れになり,隣の盟友ふみっちに笑いというプレゼントを贈る事になるのだった。
これが『マホッチ・ファイアー事件』の真相であり,たいして内容の無い事だった。
けど,俺の中では大事件だったし,盟友ふみっちはずっと笑っていやがった(笑)。 つうか濡れ過ぎだから(笑)。
けどね...後から段々嬉しくなってきたよ。 だって,この事を高校生の頃の俺が知ったら失神してしまう位の出来事だもの。 初めて生で観た男子プロレスがFMWだったし,体育館に落ちた邪道の血をティッシュで拭いて,それを大事に飾ってたもんな。
ハンセンの飲んだビールの空き缶とかも収集...やくみつる!! 上京してから,知らないうちにポイされてたけどね(笑)。 物の価値観なんて人それぞれだからね。 運命は必然じゃなく偶然でできてる...
最後はギャラクシー・アーマーを装着したサスケ&大仁田組がダブルのサンダー・ファイアー・パワーボムを炸裂。
そこに4尺脚立からセグウェイを狙うサスケ選手だが,高さが足りずに失敗。 ならばと7尺脚立を設置し放ったセグウェイで勝利し,岩手追放を免れたのであった。
とにかく戦場との境界線にいた為,ほとんど席にいれなかった(笑)。 だから試合の事なんてほとんどわからなかったけど...これって戦争なのよね。って事で楽しかったからイイのだ♪


戦場にはりめぐらされる鉄条網(有刺鉄線)


ここはリングじゃない戦場だ!!


危険な戦場に衛生兵(セコンド)達も集結


戦場に持ち込まれる殺戮兵器の数々


戦死者を入れ弔う和桶


佐藤兄弟


カラーコーンドリルも登場


宇宙兵器ギャラクシーアーマー


伝説の兵士鉄腕君の腕


有刺鉄線ガンダムハンマー


サスケ選手登場


大仁田選手入場中






邪道には邪道を




宇宙大戦争開戦!!


有刺鉄線攻撃








強烈な有刺鉄線を手刀で回避...流石だ!!




ギャラクシーアーマー(腕)装着




シンガポールスティック攻撃


東側の有刺鉄線を外すサスケ選手...衛生兵達も唖然(笑)


戦場と市街地がつながった...


和桶を被るサスケ選手...この直後足元に墜落


有刺鉄線バット








急所攻撃炸裂...生チンだけに効果的(笑)




ラダー発射台設置


人間核弾頭はシンガポールスティックが折れ不発


人間核弾頭は鉄の棒で発射されるも途中で墜落




飛ぶぞ!!


登るぞ...


有刺鉄線に落とされるぞ!!




大仁田選手にトラブル発生


有刺鉄線ユートピア


想像を上回る破壊力!!


場外ユートピアはサスケ選手が頭脳戦で上回る




大仁田選手は怪我か?...と思ったらGパンが破れただけのようだ(笑)




無謀なフライトへ...これぞカミカゼ特攻隊


迎撃デッドリードライブ


モスラ登場


テーブル登場


パイルドライバー・オン・ザ・テーブル


爆煙まみれの戦場


ギャラクシーアーマー装着


まさに!ギャラクシー!!


ダブルのサンダー・ファイアー・パワーボム




フィニッシュは,七尺ラダーからのセイグウェイ


終戦



BACK