みちのくプロレス/2009.06.19/東京・後楽園ホール⑥

◎その他&観戦後記
★試合後は天を仰ぎ倒れたままのサスケ選手。 一瞬,嫌な感じがした...サスケ選手もか...。
しかし,サスケ選手は起き上がりマイクを握った。 そこでやっと全試合終了し誰の命も失う事が無かった事にほっとした...正直,生で試合を観るまで怖かったから。 つええ俺様に怖いと思わせるプロレスは,もっとつええな。
ホッとしてると,耳にはサスケ語録が飛び込んできた。 やられてもサスケ選手の存在感は絶対的だった。
それに対し「これで越えたとは思ってない」と言ったハヤト選手は,心からそう思ったのだろう。
サスケ選手がマイクを置きリングを降りると,代わって人生選手がリングに上がる。 そして,ハヤト選手に問いかける...「お前には足りないものがある」と。 その答えは“ライバル”だった。
そして,ハヤト選手のライバルとして拳王選手が久々の登場を果たした。 南の島あたりで焼いたような小麦色の肌と引き締まった表情が成長の跡を伺わせた。 そしてリングの上で大口をたたき去っていった。
個人的には日向寺選手にライバルになって欲しいが...。
拳王選手には,きっとハヤト選手が体験したような高い壁が待ってるだろう...それをぶち壊してこそライバルとなるのでは。
ライバル...俺個人的にはライバルってのは,用意したり“こいつが”って言われてなるもんじゃない気がする。 色々な戦いを繰り広げ,その先にライバルという関係が築かれるのではと。
最後の最後で若干残念な気分になったが,そんな気分を吹き飛ばすハヤト選手のマイクに痺れた。 その佇まいは,なんだかカリスマ性が出てきたような気がした。
色々と内容盛り沢山だった今大会。 哀しい思いも,楽しい事も,悔しい事も,怒れる事も...様々な感情が溢れ出した大会だった。
プロレスで失った心のダメージは,プロレスで回復するしかない。 ファンもプロレスラーもスタッフも全ての人々が想いを持って望んだ本大会は,とても素晴らしいものだった。
世代闘争は“みちのくクラシック軍”の厳しさが凄かった。 開幕戦は勝ち数こそクラシックが上回ったが,ハヤト選手が勝利した事で五分五分になっただろう。
そして,最後にハヤト選手がキッチリ勝利する事で,この日の意味が深いものになったと個人的には思った。
俺達は後楽園に何をしに行ったか?
テッドさんにお別れをしにか?三沢選手にお別れをしにか?みんなで黙祷を捧げにか?
いや違う...俺達は,いや俺は後楽園ホールに“みちのくプロレス”を,試合を観に行った。 そんな事を忘れそうになるほど哀しい事が続いた...けれども今を頑張ってる選手を観ないで, 亡くなった方々が喜ぶはずはない。
だから俺はこれからも会場にプロレスを...試合を観に行きます。 この世にプロレスがある限り,俺は生涯プロレスファン!!
プロレスは永遠に不滅だ!!
改めてテッド・タナベさん,三沢光晴選手の御冥福を心よりお祈りいたします。


試合内容に納得しないハヤト選手


サスケ選手がマイクを握る...


「ベルトは腰に巻くもんだ!!」


「愛してます!!」


ベルトの授与






人生選手が問う


悩むハヤト選手


答えはライバル


拳王選手登場


ハヤト選手がマイクでしめる




東北ジュニアヘビー級王者!!


チケット...Uさんありがとうございました。


パンフレット...2000円以上の価値アリ


DVD...4000円以上の価値アリ


記念Tシャツ


リアルジャパンのビラ


ポスター...盟友とき兄さんの知り合いの方より頂戴

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