みちのくプロレス/2007.01.19/東京・新木場1st RING⑤

◎第5試合 60分1本勝負
 義 経&景 虎&ラッセvsフジタ“Jr”ハヤト&佐藤 秀&佐藤 恵
 ●ラッセ(16分05秒 K.I.D.)フジタ“Jr”ハヤト○

★セミのとんでもない余韻の中メインでは新世代の選手達が素晴らしい試合を繰り広げました。
悪のハヤト選手は憎憎しくてよかったですね...かなり憎たらしい感じですが,まだデビューの頃の尖った感じに近いかな? もっともっともっと悪くなってもらいたい。
そんなハヤト選手を盛り立て,自らも憎憎しいルー道を貫く佐藤兄弟。 今回は場外戦に水や椅子は使用したものの,蟲や火を使わず魅せた。 やはりこの兄弟の実力は凄い!!
そんなルード軍のおかげで正規軍への声援が凄まじかった。 ルード軍へのブーイングも飛びまくり,なんちゅうかすげえよかったです。
義経選手は東北二冠王としてターゲットにされましたが,王者として堂々としたファイト。 高度な動きも人間離れで,集中した時の義経選手の凄さを改めて確認。 つうかここ最近義経選手の集中力が凄い!!だから試合にものめり込めちゃう。
ラッセ選手は相変わらず気持ちが溢れる闘いっぷり。 攻め込まれる場面も多かったですが,持ち前の根性で粘りまくりでした。
景虎選手は無冠ながらも,チームリーダーのように正規軍を引っ張り盛り上げました。 その気迫と気持ちに観てる方まで力が入りました。 さらに相変わらずの技のキレ。 特に今回は空中戦のエキスパートと組んでいながら, パートナー達に負けない空中弾が凄かった。 反捻りのエルボーやダイビング・エルボーの空中姿勢とタメは凄かったです。
とにかく両軍の気持ちがスパークしまくり熱い試合が展開されました。 本当に選手達の気持ちが凄くて,気持ちが先走る感じでしょうか。 そのせいで若干技が荒くなったりしましたが,そんなの気持ちが溢れていれば補って余りある事でした。
義経選手がラ・ブファドーラ+180°エルボーをミスった時(佐藤兄弟が水を使ってたから滑った)も会場からは技の失敗を笑う声は無く, みんなが義経選手を心配してました。 そんな声に応え,スワンダイブ攻撃でフォローした義経選手に成長と感動を覚えました。 その瞬間が昨日の試合の中で一番良かったシーンかなあ♪
最後はハヤト選手がラニング・ローキックからK.I.D.を極めラッセ選手を沈めました。 試合後も暴れるルード軍。 そんなルード軍の挑発に,一端引き上げかけた義経選手が猛然と襲い掛かりUターン。 惜しくも返り討ちにされましたが,その気持ちに「俺がみちプロを守る」って想いを感じました。
本当に素晴らしいメインでした。 期待していた“みちのく・ザ・ベスト2008”に相応しい内容でした...が,あえて“みちのく・ザ・ベスト2008” だったとは書きません。 なぜならこの戦いはまだまだレベルが上がりそうだからです。 こんな試合を魅せられたら,2008年もみちのくプロレスから目が離せなくなりますね。


佐藤兄弟


悪のハヤト選手は神に咬み付きし男となるか?


前東北タッグ王者コンビ


東北二冠王東都参上!!


ルード軍の奇襲で試合開始


場外戦








夏男だからSTF


憎憎しいハヤト選手


秀!蹴!醜!襲!臭!




ターゲットは東北二冠王


スリーパー


すくい投げからのドライバー


ハイアングル・ショルダースルー


義経選手のトペ・コンヒーロー(凄)




悪の蹴り連携






ダブルの駆け上がり式キック


ぺティグリー


ラニング・ローキック炸裂


フィニッシュは,K.I.D.




試合後も暴れるルード軍


ハヤト選手は義経選手を挑発

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