みちのくプロレス/2007.12.23/東京・後楽園ホール⑦

◎第7試合 東北ジュニアヘビー級選手権試合 時間無制限1本勝負
 ○王者)義 経(15分36秒 ウラカン・ラナ)HAPPY-MAN●
※第10代王者義経が初防衛に成功!!

★宇宙大戦争に注目が集中する中,メインで行われた東北ジュニアヘビー級選手権。 注目度は低いものの団体からの期待は大きいものがあるのだろう。
宇宙大戦争の後と,タイトルマッチ・メインという大きなプレッシャーを感じ戦う両者。 義経選手とHAPPY選手...新世代の両者が2007年のみちプロを締める!!
まずは挑戦者のHAPPY選手が登場。 王者はHAPPY選手の地球での姿である?南野選手を指名したが,南野選手ではなくHAPPY選手が登場した。 “南野選手のほうが...”とか人それぞれ意見は色々だろう。 けど筋を通したとい意味ではHAPPY選手でよかったと俺は思う。
安易にマスクマンの中身がわかったりしてしまう昨今のプロレス界の流れ...そんな安易な流れではなく きちんと筋を通した。 だって今みちプロのリングにいるのはHAPPY選手なのだから。
南野選手を期待していた観客と王者からの想い...相当なプレッシャーになりながらも己を貫き筋を通したHAPPY選手。 リングに上がりいつものように微笑むHAPPY選手の姿に胸が熱くなった。
対する義経選手は実に堂々と王者らしく自信がみなぎっていた。 両者がリング上に揃いいよいよ運命のゴングが鳴った。
この二人がベルトを掛けてメインで戦う...しかも凄いセミの後で。 なんだか試合をする前から胸がいっぱいになった。
試合が始まると義経選手が手厳しい攻めでHAPPY選手を追い込む。 やはり「南野」で来なかった事に対する答なのか? 試合中も「なんでこっちなんだよ!!」と攻め立てる。
さらにHAPPY選手のHAPPYアップで「YOU!!」と指差しても付き合わない。 完全にHAPPY選手を否と捕らえた義経選手だったが,HAPPY選手はHAPPY選手として精一杯のファイトで 王者を苦しめた。
二度のハッピープレスにノーマル・雪崩式・クロスアーム式のハッピーバレーボムを凌いだ王者の力は本物だった。 今の義経選手からベルトをひっぺがすのはどんな選手でも簡単じゃないなと思わせられた。
最後はウラカン・ラナでの丸め込み勝ちだったが,王者の強さは伝わった。 義経選手が集中した時の強さはやはり半端ない。 今の義経選手は本当に強い!!集中力もそうだが自信が漲っている。
そんな強い王者には,HAPPY選手だろうが南野選手だろうが勝つのは難しい。 内容的には観る者の想像は超えなかっただろうが,俺は...俺は新生みちプロにも思い入れが出来てきてるから... なんちゅうか試合内容以上に俺は感動しました。
「前のほうが面白かった」「昔のほうが良かった」「今のみちプロつまらない」... 色々と批判的な事も多かったであろう新生みちプロ。 今大会のメインはそんな新生みちプロを守ってきた若い選手達の戦いの一つの総決算だったと思う。
そして最後に義経選手が叫んだ...「みちのくは俺が守る!!」と。 来年からの若い選手達のあらたなる戦いに期待したい。
ありがとう!!


HAPPY選手登場


ベルトに挑戦するのはHAPPY選手だ!!


タイトルマッチ宣言


試合開始


エグイ攻撃を見せる義経選手


踏みつける


シューティング・スタープレスはかわされる


五条大橋




無理やりパワーボム


ランニング掌打


ハッピープレス


スワンダイブ式ファイアー・バード・スプラッシュ


ハッピーバレー炸裂


雪崩式ハッピーバレーボム


クロスアーム式ハッピーバレーボム


再度ハッピープレス


フィニッシュは,ウラカン・ラナ...カメラマンの汚いパンツが写っているのは御了承ください。




認定証




記念撮影


初防衛おめでとう!!

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