みちのくプロレス/2007.3.9/東京・新宿FACE③

◎第3試合 東北タッグ選手権試合 時間無制限1本勝負
 佐藤 秀&佐藤 恵vsビリーケン・キッド[大阪]&政 宗[大阪]
 ○佐藤 秀(18分19秒 片エビ固め)政 宗[大阪]○

 *ナチスゾンビ
※第9代王者佐藤兄弟が初防衛に成功!!
★とにかく強い!負けない!安心できる!...本当佐藤兄弟は強いっすわ。 まあ改めてなんですけど。
10.8岩手でタイガース&フラッシュムーンより奪った東北タッグ...あれから数ヶ月にして初防衛戦。 相手は怨敵大阪プロレスのベンダバル。 不協和音はあるものの実力がある選手達なので試合はハイレベルで素晴らしかったです。
そしてそれ以上に佐藤兄弟が素晴らしかった。 ベンダバルの攻撃を一人で受けまくり粘った恵選手。 久々にセーラーボーイズを彷彿させるトペ・コンヒーローも繰り出した。 美しい肉体を魅せ,ここぞという時のダッシュ力でベンダバルを苦しめた秀選手。 みちプロファンの期待を背負い王者らしく戦った...汚い攻撃は少なかった。 やはり佐藤兄弟の魅力は”強さ”だ。
そんな佐藤兄弟はいつもと違った一面も見せてくれた。 試合前はいつも通り客席に水を吐き散らし,タイトルマッチ宣言にも記念撮影にも応じない。 が,試合が始まるやホームの戦いとでも言うべきか?客を見方に付け戦っていく。 「秀!蹴!襲!」の顔面蹴りにも多くの声が飛ぶ。 「行くぞ~!!」と煽れば客が声援で応える...コンナノハジメテ。 やはり岩手の時もそうだが,みちプロファンに実は愛され期待されている佐藤兄弟。 他団体との対戦になるとそれがひしひしと感じられる。
だからって大阪プロレスのルード勢とは違い,対抗戦やタイトルマッチだからと言って丸くはならない。 あくまでも彼らはルード。ゴクアクでニンゲンギライ。 そこらへんの徹底したプロ意識とファンの想いがシンクロし 今回のような試合が生まれたのかもしれない。 プロ意識の差...いやルードとしての意識の違いかな。 チョイワルなんて言っててゴクアクに勝てるわけがない。
試合は終盤ハイレベルな攻防の末, 秀選手がナチスゾンビで政宗選手を沈め初防衛に成功しました。
とにかく,その安定感に試合運びと, もはやインディー界(インディーって言葉は僕は封印しない事にしました) のタッグチームじゃ最強ですね。 試合後ラッセ&景虎組が改めて挑戦表明しましたが, 現時点で考えれば王者組の勝つ確立の方が俄然高いと思います。 しかし,彼らには”対戦経験”という武器がある。 そこから何かを掴めば勝機は生まれるか? とにかく佐藤兄弟は初対決で勝てるほど甘くはないのです。
初防衛おめでとう!!そして,ありがとう佐藤兄弟!!...「うるせい馬鹿」って言われるかな? そして...死んで...地獄に堕ちて...今度生まれ変わったら...蛆虫になるぞ~っ!!


ベンダバル


第9代東北タッグ王者佐藤兄弟


タイトルマッチ宣言中DEATH





先発は秀vsビリケン











場外戦でチョイワルをいたぶるゴクアク


秀!蹴!襲!





抜群の連携





ぺティグリー


変形摩周


椅子がっ!!


コウモリ吊り落し


トペ・コンヒーロー


フィニッシュは,ナチスゾンビ








認定証


王座防衛





ラッセ&景虎組が正式挑戦表明


死んで...地獄に堕ちて...今度生まれ変わったら...蛆虫になるぞ~っ!!

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