みちのくプロレス/2007.2.24/東京・新木場1st RING⑤

◎第4試合 30分1本勝負
 ラッセ&野橋真実&HAPPY MAN
vs
ミステルカカオ&ディアブロ・デ・ラ・アラニャ・ネグロ&ウルトラトゥンバ・デ・ラ・ムエルテ
 ○HAPPY MAN(19分06秒 片エビ固め)ディアブロ・デ・ラ・アラニャ・ネグロ●

 *ハッピープレス
★セミは正規軍が躍動感溢れる動きを魅せ,覆面MANIA軍?がルードに徹し激しい試合に。
覆面MANIA軍は当初出場予定のネグロ選手とムエルテ選手の中身が, 第2試合の最後のやり取りにもあったように清水選手と バナナ選手に入れ替わってました。 ネグロ=清水選手,ムエルテ=バナナ選手でした。 ちょっとサプライズを期待していたので残念でしたが,逆に凄い嬉しい事も。
両者の名前が長くて言い憎い分,逆にパンチ節が大爆発!! 「ディアブロオオッ・デ・ラッ・アラ~~~~~~~~ニャ・ネグロ~~~~!!」 「ウルトラトゥンバ・デ・ラッ・ムエル~~~~~~~~~~テ~~~!!」 と感涙物の巻き舌で酔わされました♪
そんな両選手は,元ネタのどちらのキャラもまだまだわかりづらい中, よくぞ成り切ったといった感じでしょうか。 得に清水選手のネグロは「スパイダー」まで叫んで(阻止される)見事でした。 しかし,客席からはそのわかりづらさの為声援がし辛く戸惑いが感じられたと思います。 ここらへんが,急造マスクマンが出場する大会の難しいところですね。
そんな中カカオ選手は実にカッコイイしわかり易い♪ マスクとコスチュームのバランスがやはり素敵すぎ。まさにスペル・エストレージャの雰囲気。 ルチャムーブもたまらなかったですね。
一方みちプロ正規軍は沢山の声援を受け躍動感溢れるファイト。 マスクを被った野橋選手でしたが,素顔だろうがマスクマンになろうがその躍動感はとどまることを知りません。 本当凄いなあ...是非皆の記憶より薄れ行く「東北ジュニア挑戦」を実現させて欲しいですね。
HAPPY選手は...相変わらずイイ!!って言っても二回目ですが。 HAPPYムーブもさることながら,その百面相的な表情の変化が素晴らしい。 さらにどうやら地球に帰ってきている南野選手が試合後飲み会を開くのに, まだ本人は”誰も南野選手だって気付いてない”と思っている模様。 さらに全身タイツのようなフードを被っただけなのにマスクマンだと思っているらしく, そのフードをいじられると顔を隠す...なんともHAPPYな光景が繰り広げられました。 そして,ただの色物(本人はそう思ってないだろうけど)ではなく,実力もハンパ無いです。 撃たれ強さに反撃に転じる時の瞬発力等凄かったですね。
そして二月も絶好調のラッセ選手。 ふくめんワールドにエントリーされていない屈辱を晴らすかのような素晴らしいファイト。 どんな事にも腐らず前向きに戦うラッセ選手は本当に素敵です。 さらにこの日僕らが座っていた席が赤コーナー付近だったという事もあり ラッセ選手の集中力の凄さをまた感じることに。 前からラッセ選手は集中力が凄いと書いてきましたが,コーナー付近にいると余計凄いんです。 例えば相手軍から場外に落とされても, 場外で休む事無くすぐにエプロンに駆け上がりコーナーで待機するんです。 そのスピードがハンパないんです。 だから試合中もずっとリング内に集中できるし,カットのスピードも誰よりも速いんですね。 そして相変わらず的確な指示と叱咤の声...本当に素晴らしい選手です。
さて試合は覆面MANIA軍有利で進みました。 が,ネグロ選手がスパイダージャーマンを狙ったところを HAPPY選手がカットすると一気にラストスパートへ。 野橋選手とラッセ選手がそれぞれ場外弾を放つ。 するとリング上はHAPPYvsネグロ選手の一騎討ちに。 こうなるとHAPPY選手は強い。 伝家の宝刀ハッピーバレーからハッピープレスと繋ぎ完勝!! 遂に東京で初勝利となりました。 それにしてもハッピープレスはたまりませんね♪


覆面MANIA?軍


ラッセ選手


HAPPY選手





HAPPYマッスル





怒りのHAPPY選手





カカオ選手がHAPPY選手のマスクに手を???


...マ...マスクなのか???


逃げるHAPPY選手





これでカカオ選手の記憶が飛んだらしいです。


ムエルテ・デ・クリスト


ロメロ・スペシャル


拝みクロスボディ


スパイダージャーマンはHAPPY阻止


ラッセ選手の素晴らしすぎるトペ・スイシーダ


ハッピーバレー


フィニッシは,ハッピープレス


世界中をHAPPYにしてくれ!!

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