みちのくプロレス/2006.6.3/東京・新宿FACE④

◎第4試合 30分1本勝負
 ●ラッセ(12分31秒 片エビ固め)景 虎○
 *一騎当千
★何度も観て来た対決ながら,観る度にレベルが上がるこのカード。最近は景虎選手の強さにラッセ選手が太刀打ち出来ない感じでしたが,東北ジュニア王座決定トーナメントでラッセ選手が勝利し,俄然この日の対決が意味のあるものになりました。試合が始まると,のっけからハイスパートな攻防。ラッセ選手は気合を全面に押し出し気持ちの伝わるファイト。とにかく最近のラッセ選手は素晴らしい。マスクマンとしては,なかなか気持ちを見せるってのが難しいのに,ラッセ選手からはビンビン伝わるんですよね。その事ってもっと評価されるべき凄い事だと思います。声を出し鼓舞し,技に気持ちを込める...ちょっと凄いレベルのマスクマンになりつつありますね。しかし,景虎選手はそれ以上に強かった。リベンジマッチながら,リベンジと思っていないであろうべく格を魅せ付ける戦いっぷり。"あわや"という場面も少しはありましたが,やはり"負け"って二文字は感じませんでした。とにかく強い!!最後は景虎選手が,一騎当千で粘るラッセ選手を完全ピン。素晴らしい試合でした。日本版Xディビジョンとでもいうような凄い試合です。いや,すでにXデビジョンを超えていますね。メディアの注目度こそ無いものの,みちプロはTNAより凄いです。世界最高峰の攻防を繰り広げる選手がいるのです。もはや景虎vsラッセ戦は至高のレベルに達している。この事実を知らないプロレスファンは大損だ。


至高の名勝負に再会


飛ぶふりでポーズ


スリーパーで

お互いスタミナを奪い合う


サーフボードストレッチも強烈な技に


サッカーボールキック


気持ちの伝わる張り合い


トルニージョ


ミサイルキック


ジャガラギは,かわされる


ロープの反動を利用しての,ぶっこ抜き串刺しDDT


フィニッシュは,一騎当千

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