みちのくプロレス/2005.6.24/神奈川・横浜市ラジアントホール③



◎第3試合 30分1本勝負
新崎人生&大間まぐ狼vsガルーダ&景 虎
●大間まぐ狼(12分33秒 体固め)景 虎○

*一騎当千
★結局怪我のテッドさんに変わり,欠場中の"119・井上隊員"がレフェリーとして緊急出動。 試合は,両軍激しい攻防で見応え十分な試合でした。
まぐ狼選手は,肩の怪我が結構大変そう。腕を捻られると悶絶してました。まあ受けのスタイルが無鉄砲なスタイルだけに怪我は多そうですけど。そんな無鉄砲なまぐ狼選手。試合でも無鉄砲さ爆発。止まると死んじゃう鮪のように,攻勢に出れば縦横無尽にリング内外を動きまわりました。体全体で当てにいくヒップアタックは強烈でした。ギラギラ感は相変らずでいいですね。
人生選手は流石の存在感。そして試合を上手く廻らせる卓越したコントロール術。まさに仏様。リングが御釈迦様の掌って感じでしょうか。出す技の重量感は狭い会場で,とんでもない説得力を放ってました。
景虎選手は,またまた凄い成長。そして,凄い潜在能力を感じさせてくれました。タッグでのバイプレーヤーとしての能力も素晴らしく,ある時は目立たず。自分がリングに入れば烈火のごとく激しい動き。"上杉謙信"がモチーフの景虎選手ですが,その試合ぶりは上杉謙信の永遠のライバル"武田信玄"の"風林火山"そのものでした。動きに起伏があるというか,飽きさせない戦い方をするというか。とにかくパワー殺法がクローズアップされそうですが,上手さにかんしても相当長けているように思いました。受けも素晴らしいし(場外にふっとばされた時のバンプなんか最高でした),攻撃も素晴らしい。フライング・ラリアットはいつ見ても凄いし,これは「鉄人」での活躍も超期待できますね。
ガルーダ選手は一歩引いた感じでした。それでも格の違いを見せ付けるかのようなエグイ攻めをまぐ狼選手に仕掛けたり。人生選手とベテラン?ならではの,濃密なレスリングをしてました。特に,人生選手とのロープワーク~拝み渡りまでの攻防は素晴らしかったですね。軸が動かないスワンダイブ式ニールキックも素晴らしすぎですね。
試合は,みちプロならではの緩急のある内容。終盤になると一気にトップスピード!!最後は景虎選手がまぐ狼選手をラリアットでぶっとばし,ガルーダ選手が人生選手にケブラダを決め足止め。そして,出ました(涙)!!超~見たかった技"一騎当千"がズバリと決まり,景虎選手が熱戦にピリオドを打ちました。いや~面白かった♪




景 虎選手


大間まぐ狼選手


ガルーダ選手


ガルーダ&景虎組


人生&まぐ狼組


人生選手


コーナーに詰める


鮪vs虎


かぶり


肉弾戦


リバーススプラッシュ


リーフブロック


拝み渡り


肩を攻める


極楽固めはカット


ブファドーラ式プレス


ダイビング・エルボードロップ


ラ・ケブラーダ


フィニッシュ...一騎当千



勝者


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