KAIENTAI DOJO/2007.4.8/東京・後楽園ホール⑥

◎第6試合 CHAMPION OF STRONGEST-K選手権試合 時間無制限1本勝負
 ○[RAVE]王者)真霜拳號(20分34秒 片エビ固め)KAZMA[GET]●
 *垂直落下式ブレンバスター
※第5代王者真霜拳號が2度目の防衛に成功!!
★スクリーンに両者のコメント映像が流れた。 真霜選手は「勤王党のKAZMAで来い!!...言ってる意味わかるな?」と語った。 リングには「天誅」の二文字が二つ揃った。 コミッショナーで296選手がリング上にいる。 KAZMA選手のセコンドには筑前選手に十嶋選手(TAKA選手も)が付く。 KAIENTAI DOJO五周年のメインは,団体の区切りであり勤王党のけじめの試合となった。
リング上で睨み合う両者...運命のゴングが鳴らされた。 ガッチリロックアップで組み合う両者。 相手のコンディションをうかがうかのようにガッチリ力が入る...。 そこから両者の真っ向勝負が始まった。
真霜選手の鋭い攻撃。 KAZMA選手の怪物的な強さ。 KAZMA選手はまさに勤王党のKAZMA選手だった。
勤王党は大技乱発禁止のKAIENTAI DOJOで,勝つ為なら時として大技を乱発しても構わない という勝ちを目指す猛者達が集まった集団。 しかしながら彼らの強さのせいか?それとも意識してか?実際は大技を乱発はせず, ここぞという時に大技を集中する戦いだった...口では「大技」と言っても一番KAIENTAI DOJOらしい 戦いを熟知してたのは彼らだった。
そして今回の両者の戦いはまさにそれだった。 勝つ為ならば時として大技を乱発する...いや乱発はしていない,ここぞという時に集中した。 だからもの凄く激しくハードな試合となった。
終盤は気持ちと気持ちのぶつかり合い。 真霜選手が蹴りに気持ちを乗せ,KAZMA選手がAXボンバーに気持ちを乗せる。 そしてそれを両者が読み合い,切り返しあう...とてつもない凄い攻防だった。 KAIENTAI DOJOの凄さやレベルの高さが...そして五年の歴史が詰まりまくった, KAIENTAI DOJOの集大成とでも呼ぶべき試合だった。
しかし,最後は王者真霜選手がここぞというべき時に放った垂直落下式ブレンバスター 一発でKAZMA選手を沈めた。 うずくまり悔しがるKAZMA選手...しかし,明日からの努力でこの状況が逆転する事だってあるのだ。 真霜選手だって順調だったわけではない。
歴史の闇に消え去ったU-FILE森山選手に秒殺された事。 木高イサミ選手の猛威...自己主張不足...人には歴史がある。 悔しい思いを乗り超え積み重なった歴史が真霜選手を強すぎる選手に育て上げた。
だからプロレスって面白い!! そして俺達ファンはレスラーをプロレスを観続ける。
試合後は真霜選手の挑発でGETのトップ4が挑戦を表明した。 が,今の真霜選手に勝てそうな選手は残念ながらKAIENTAI DOJOにいないだろう。 しかし,それでも戦いを挑み歴史が積み重なる...その向こう側にまた凄い試合が待っている。 プロレスは続く...KAIENTAI DOJOの6年目が始まる...その中心にいるのは真霜拳號選手。 KAIENTAI DOJO史上最強の王者の動きから目が離せない。


挑戦者KAZMA選手


王者真霜選手


すれ違う感情





試合開始


力強いロックアップ


肉弾戦


左腕への集中攻撃


サブミッション





下からのアームロック


チキン・ウィング・フェースロック


変形肩固め


逆水平チョップ


腕が悲鳴をあげる


エルボー


無道


デスバレーボム





パワーボム


KAZROCK





腕極めスープレックス


両者ダウン














KAZMA選手のブレンバスター














AXボンバー


真剣


崩れ落ちる怪物


フィニッシュは垂直落下式ブレンバスター


試合終了


王者は強かった


声を掛け


挑戦者を称える


GETのトップ4が牙をむく


筑前選手が熱すぎる





TAKA選手も挑戦表明だ!!


余裕すら漂う真霜選手


強すぎる...


王座防衛

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