冬木軍プロモーション/2004.3.19/東京・後楽園ホール②



第2試合　男・チョコボール向井試練の十番勝負第4男　30分1本勝負
●チョコボール向井(7分23秒　体固め)マンモス佐々木[WMF]○
*29歳
★予想以上の試合でした。決して上手く無いタイプのマンモス選手が自分より小さい向井選手相手にどこまでの試合を打ち出せるかと思っていたけど,本当予想以上でした。序盤はマンモス選手のチョップと向井選手のキックの打撃合戦。やはりパワーで上回るマンモス選手のチョップが凄い。場内に響き渡るバチ～ンって音が凄かったです。向井選手も何度も吹っ飛ばされながらも的確なキックをヒットさせ,場外にマンモス選手を蹴落とすとトぺから場外戦に。しかし,場外ではマンモス選手が1枚上でした。椅子合戦を征してリング内へ。ここからマンモス選手がジワジワ攻めたてました。終盤に入ると向井選手の驚異的な粘りから一進一退の攻防へ。チョコドロップやサブミッションでマンモス選手を追い込む向井選手。しかし,カウンターの延髄斬りで逆転されるやマンモス選手の大技ラッシュが。チョークスラム,ラリアット,強烈無比なアッサムボム...何度もこれで終わりと思わせるシーンが訪れるも必至でクリアーしていく向井選手...素晴らしい。最後はマンモス選手の29歳が危険な角度で決まり向井選手は健闘虚しく敗れました。しかし,敗れたけど圧倒的なパワーに耐えまくった向井選手に感動しました。本当イイ試合でした。向井選手は相変らずＩＷＡではＡＶ男優のギミックで試合してるけど,ここ最近の冬木軍,石川屋興行で見られる"素"の向井選手の方が俄然魅力的だなあ。チョコさんというより向井選手って感じがして。ＡＶという一生付いてまわるギミックを感じさせない戦いを表現し始めた向井選手に,気付いたら最初に見た時の嫌悪感は遥かかなたへ冬木さんが持って行ってしまったようだ。そうそう向井選手のニールキックは素晴らしいですね。支点と作用点のバランスといか,コンパスが上手くまわってるというか。インパクト,あたりといい抜群のキレっす。


向井選手入場


開始直前


キック攻撃


パワー全開


ウルトラチョコドロップ



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