冬木軍プロモーション/2003.12.5/東京・後楽園ホール⑥



第6試合 スクランブルバンクハウス金網WAR GAME 時間無制限1本勝負
黒田哲広&ミスター雁之助[WMF]&マンモス佐々木[WMF]
vs
大谷晋二郎[ZERO-ONE]&田中将斗[ZERO-ONE]&高岩竜一[ZERO-ONE]
●黒田哲広(19分04秒 エビ固め)大谷晋二郎[ZERO-ONE]○

*スパイラルボム
★インディーの生き残りをかけた大事な戦い。金村選手の欠場によりXが出てしまった。が,想像力をかきたてられた面では良かったのかな。まずは,黒田選手と田中選手から試合開始。金網に先に入ったのは田中選手。のっけからパワー全開。2分後雁之助選手と,高岩選手が入場。そしてまた2分後大谷選手と...。ティーラリティーラリティーラリティー♪マンモス選手が登場!!椅子をぶんぶん投げまくり獣王っぷり爆発。ここからはトルネードマッチとなり試合の把握は不可能な状態に。よって各選手の感想。高岩選手はデスパレーやラリアットでパワーを見せつけてました。が,金網外から椅子を投げ入れる事がなかなか出来なくてカッコ悪い一面も。金網内でも距離感が狂った感じで技のミスが目立ちました。田中選手は流石スーパーインディーだけあって金網戦でも上手く自分を出してました。あまりの強さに憎憎しさ爆発でした。大谷選手は手錠に繋がれ情けない姿を披露するも自分のムーブをきっちり見せてました。マンモス選手はパワフルなんだけど金網の中に入るとそのスケールの大きさが伝わりにくかったかな。マンモスは広い大地を駆け巡れ!!でも金網からのフライング・ラリアットやマンモスホームランは流石獣王って感じでした。雁之助選手は,至高の技雁之助クラッチやダーティーなインサイドワークでかきまわすも。終盤はずうっと手錠で繋がれていた為何も出来ませんでした。黒田選手は...最高~!!この日の戦いにタイトルを付けるなら「This is 哲ちゃんナイト」かな。序盤からZERO-ONE軍の標的にされ大流血。まあ攻め込まれまくったけれど自分のムーブもきっちり金網アレンジで見せてました。金網へ頭をぶつけるもう一丁や,ラダーを使った哲ちゃんカッターなど。レフトハンドラリアットも火を吹きもう最高!!終盤にも捕まり手厳しい攻めをくらってました。しかし、大谷選手の飛龍原爆固めを筆頭に数々の技をカウント1でクリアーしていきました。感動しました。絶対負けないでくれと思いました。んな感じでスイング感はないものの。会場との一体感が生み出すグルーヴ感が凄かった。LIVEだから感じられる素晴らしいグルーヴ感でした。終盤には大日本の伊東選手が乱入。金網最上段からテーブルへのドラゴン・スプラッシュを決めていきました。そこから両軍セコンドの小競り合い...しかし客の熱気で呑まれて消えてました。それだけ熱かった!!最後は雁之助選手を手錠で固定。マンモス選手を上手く分断させたZERO-ONE軍が粘りまくる黒田選手を大谷選手の形の崩れたスパイラル・ボムでピンフォールしました。とにかく素晴らしい金網戦だった。面白かった。アパッチ軍が負けて悔しかった。試合後のマイクでは,ZERO-ONE軍が憎憎しく退場。アパッチ軍はこれからだみたいな感じでした。マンモス選手が締めかかったんだけど,最後はこの日の主役哲ちゃんがさ,さ,さ,最高~!!で締めました。でも直後にかかった曲はマンモス選手。まあ負けたのにハッピーエンドだったなあ。血が沸騰しそうなくらい興奮したなあ。いい年こいて飛び跳ねて絶叫して本気で応援しました。しかもずうっと最後列だったので立って観てたなあ。いつの間にかアパッチ軍ファンになっていたなあ。そのうちリングバンバンもやってしまいそう。そういや試合を見てて泣きそうになった...泣かなかったけど。なにに対してというより,こんな素晴らしいプロレスが観れた事に対して。本当プロレスファンで良かったと思える試合でした。しかし,アパッチ軍vsZERO-ONEは回を重ねるごとにクオリティーが高くなっていくなあ。すげえブランドになりそうだなあ。


黒田選手vs田中選手①


手錠を巡る攻防


黒田選手vs田中選手②


黒田選手vs田中選手③


雁之助選手vs田中選手


黒田選手vs高岩選手


<金網最上段での攻防/b>
危ない!!


トルネード


獣王がロックオン


弾丸戦士の強さが爆発


恥かしい大谷選手の手錠姿


炎舞連夢


憎憎しいZERO-ONE軍


獣王試合後


獣王のマイク


アパッチ軍集結


アパッチ軍の叫び
まだまだこれから!!



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