フーテン・プロモーション/2007.08.19/神奈川・ラゾーナ川崎・プラザソル④

◎第4試合 30分1本勝負
 ●原 学[BML](14分59秒 スタンディング・スリーパーホールド)飯伏幸太[DDT]○
★そのたたづまい...落ち着いた動き。 静から動へ転ずる時の色気。 惚れ惚れするような背中の筋肉の美しさ。 ここ最近で本当に魅力的なプロレスラーになった原選手。
もの凄い運動神経と他団体での活躍。 ドインディーまでも網羅しているプロレス好きっぷり。 バチバチでも強さを魅せて来た飯伏選手... だがプロレスラーとしては原選手の方が何倍も情熱と誇りが感じられる。
入場式でのへらへらマイク...やっぱ明日のプロレス界を背負いスーパースター と言われていると違うのかな? いや所詮普段の戦いと違うバチバチはプロレスごっこなのか?
プロレスごっこ...学生プロレスに出ようが,アマチュアプロレスに出ようが そこれはプロレスラーとしてプロレスをするので何とも思わないけど...
現役プロレスラーがプロレスの興行のメインで「プロレスごっこ」をした事は 俺の中で絶対にありえない。
時代に乗り遅れるだ,考えが古い...頭が固い...なんと言われようが結構。 そんな奴は使い古したチ○コを固くして女に乗り遅れ一生素人童貞でいやがれってんだ。
俺の愛するプロレス...ファンが憧れを抱き応援するプロレスラー... そんな愛しく尊い人間が,愛おしく尊いリングでプロレスごっこをしたんですよ。 プロですよプロ...ごっこですよごっこ。
その場では感動的だっかもしれない...けど所詮ごっこですわ。 俺は金払ってプロレスを観に行くけど,どんなに感動的で面白くてもごっこは嫌だね。 ごっこするプロレスラーなんて嫌だね。
そんなごっこにはプロレスラーとして負けて欲しくないので, 久々に原選手を気持ちよく応援しました。
試合は最初の10分まで両者が間合いだけで魅せる。 それはとてつもない光景でした。
試合が動き出すと原選手が飯伏選手を圧倒。 プロレスラーとしては原選手の方が完全に上回っていた。
しかし...途中から箍の外れた飯伏選手は強かった。 その強さに原選手の冷静さも失われた...もし最後まで冷静に試合を進め られたら間違いなく原選手の圧勝だった気がする。
しかし素の飯伏選手は強かった。 キックの下地と驚異的な身体能力...素vs素では飯伏選手の方が強いなあ。
なのでプロレスで圧倒した原選手でしたが,最後は素の飯伏選手のスリーパーに逆転負け。 ひじょうに残念でした...ごっこには絶対負けて欲しくなかったのに...。
けれども試合後の拍手は原選手に多く注がれていたし, 評価を上げたのは原選手の方ではないでしょうか。 またも負けて原強しの印象でした。
試合後は両選手が健闘を称えあっていました...とても凄いバチバチでした。


“バチバチ天狼”原選手


試合開始


原選手の美しい背中...惚れ惚れします。


冷静に攻め立てる


逆エビ固め


コーナーに詰めての蹴りの連射


原選手強い!


フェイスロック




上から攻める


足極め合戦


膝裏十字固め






肩に担ぎ...


コーナーに吊るして...


逆さ吊りキック






原選手ダウン






原選手のジャーマンが炸裂


顔面蹴り上げ


飯伏選手ダウン


ごっこに負けるな!!






チキン・ウィング・アームロック








スタンディング・スリーパーで飯伏選手の逆転勝利






称えあう両者

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