大日本プロレス/2005.10.14/東京・後楽園ホール⑤



◎第5試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負
伊東竜二&佐々木 貴vsシャドウWX&マンモス佐々木
●佐々木 貴(15分45秒 片エビ固め)マンモス佐々木○

*29歳
★休憩でリフレッシュ。さあデスマッチ王者の登場です!!最侠タッグDAYに恥じないセミ。王者と前回挑戦者の伊東&貴組。スーパーパワーのWX&マンモス組。期待感十分の試合は,期待を上回る熱戦に。序盤からマンモス選手がパワー全開。それに触発され,流血しながら奮闘するWX選手。とんでもねえ凄いチームにデスマッチ王者も劣勢に。中盤から終盤にかけては貴選手が捕まり劣勢に。しかし,伊東選手のセンス抜群のスワンダイブ・ミサイルキックでカットが入ると,両チーム一進一退の攻防に。
貴選手は一人体格が劣るので攻め込まれる場面が目立ちました。それでも立ち向かって押し込む場面は凄かったです。しかし,女性ファンの黄色い声援が多いせいか,会場の支持はイマイチ...相変わらずなんですが,割り食ってるなあ。女性ファンが多いのはいいんですが,まだ男性ファンの方が多い大日本では反感というか嫉妬感が出ちゃうんですかね。勿体無い。でも伊東選手はそれすら凌駕してるので,貴選手も男性ファンの嫉妬感を上回る活躍を期待したい。だって世界一のシットダウンパワーボム使いですから...嫉妬ダウン...なんてね。伊東選手は,珍しくデスマッチじゃない試合。なのでプロレスセンスの良さが存分に見られました。カットプレー等で,他の選手と違うセンスが出るんですよね。特にスワンダイブ・ミサイルキックでのカットは素晴らしかった。出すタイミング。技の当て方。着地ポイント...とにかくセンス抜群。天龍源一郎が名前を出す訳ですよ。そんな伊東選手でしたが,流石に相手チームのパワーには大苦戦。最近体がパワーアップしてるのですが,それを凌駕するパワーに苦戦。しかし,王者の誇りからか悲壮感は無かったですね。流石王者です。そして,伊東&佐々木組が放った摩周...山川選手に届けとばかりに炸裂。
一方WX&マンモス組。連携も素晴らしかった。パワーボム+マンモスホームランやWマンモスホームランもといマンモスホームランWXとでも言うかな...もの凄い迫力でした。WX選手は流血しながら目をむき出しにして戦う様は凄くカッコよかったですね。攻め込まれる場面もありましたが,Wラリアットでぶっ飛ばしたり存在感も十分でした。そして,マンモス選手。大日本参戦して大分経ちましたが、真価発揮でした。体から溢れ出るパワーはまさに"獣王"でした。久々に獣王だなあと思いました。とにかく一個一個のムーブがエネルギッシュでした。
試合はWX&マンモス組が最後までパワーで圧倒。最後もマンモス選手の強烈な29歳に貴選手が沈められました。試合後はWX&マンモス組みが"チームあんこ型"として,タッグ王座を狙っていく事を表明しました。タッグ戦線も面白くなってきました。WX選手の頑張りが山川選手に届いたかな。伊東選手の成長を見たかな...タッグ戦線に山川竜司が絡んできたらいいね...見たい~!!


マンモス選手入場


デスマッチ王者入場


試合開始


チョップ


タランチュラ


場外ドラスプ





獣王覚醒


ドロップキック


ノーザンライトスープレックス




D-ガイスト


摩周


ドラゴンスプラッシュ


投げっ放しパワーボム


スウィングDDT


パワーボム+マンモスホームラン


フィニッシュ...29歳


試合後...恐るべき破壊力

強すぎるチームだった

獣王がタッグ本格結成を呼びかける

チームあんこ型誕生!!


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