大日本プロレス/2005.10.14/東京・後楽園ホール③



◎第3試合 30分1本勝負
MEN'Sテイオー&怨 霊[666]vs宮本裕向[666]&SHINOBU[666]
○MEN'Sテイオー(12分23秒 エビ固め)SHINOBU[666]●

*ミラクルエクスタシー
★今大会の中では異色の試合。テイオー選手以外666所属。しかし,この試合はチャレンジマッチであるとともに,未来のトップ選手への何かを伝える意味があったのかもしれませんね。試合は宮本&SHINOBU組の若手コンビが,ドロップキックで奇襲。宮本選手のトペ・コンヒーロー。SHINOBU選手のラ・ケブラーダが美しく決まりました。若さが体から溢れ出る両選手は序盤からトップギア。しかし,ベテラン組も伊達にキャリアがあるわけではありません。一度ペースを掴むと,チャレンジマッチというより"シゴキ"マッチへ。特にテイオー選手のSHINOBU選手への攻めは手厳しいものがありました。"学プロ出身だからって舐められんなよ!!"ってエールと期待が感じられました。いまや学プロ出身なんて関係ないプロレス界。それでも"学プロ出身だから"と言わせるなって事でしょうかね。SHINOBU選手は,そんなテイオー選手の期待に応えるように凄まじい粘り。そして,雪崩式フランケンやドミサイルキック等素晴らしい立体ムーブを魅せてくれました。SEXボンバーもシコシコ付きで決めました。宮本選手は根性よりもセンスが光りましたね。体も一回り大きくなりレスラーとしてのオーラが前とは別格でした。新技・高速スロイダー・ムーンサルトプレスも凄かったです。 怨霊選手もシゴキをしましたが,キャラがキャラだけに凄みが感じられないのが残念。しかし,技も地味な技中心。派手な技つったらゼロパウンドアタック位でした。声無し+地味技で魅せたのは御見事。テイオー選手は凄みが抜群でした。技も一発一発が凄かったです。エルボーやボディースラムの迫力ったら無かったですね。相手が自分より小さい(細い)って事で,珍しくラリアットも披露。しかもレフトハンドで切れ味抜群。ジャックハマーまで炸裂させてました。何でも出来るんだなあ。技の出しどころ・どの試合でその技が光るか...素晴らしいテイオー学ですね。試合は怨霊選手が宮本選手を66ロックで動けなくしていると,テイオー選手がミラクルエクスタシーでSHINOBU選手を沈めました。他の試合とは色合いが違いましたが,頑張る若者達の姿に感動しました。...みんな若かった...若手の頃は辛かった...山川選手に若手の頃の気持ちを思い出せせるような試合でした。


宮本選手入場


宮本&SHINOBU組


奇襲からラ・ケブラーダ


ミサイルキック



厳しいテイオー選手



逆エビ固め


逆片エビ固め


弓矢固め




SEXボンバー/b>


雪崩式フランケンシュタイナー




パワーボム


フィニッシュ...ミラクルエクスタシー

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