大日本プロレス/2005.10.2/東京・晴海埠頭特設会場⑥



◎第6試合 ファイアータッグデスマッチ 時間無制限1本勝負
伊東竜二&アブドーラ小林vs葛西 純&沼澤邪鬼
○アブドーラ小林(19分01秒 片エビ固め)沼澤邪鬼●

*バカチンガーエルボーwithファイアーミニバット
★すっかり日も暮れ,空は真っ黒。そこに浮かび上がるノーロープのリング。二面に有刺鉄線二本を張り,そこにぐるぐる布で巻かれたファイアー種が付けられる。そこに関本選手らが油をしみこませて行く。場外には蛍光灯ハンガー掛け...さあ舞台は整った!!風もほぼ無風。絶好のファイアーコンディション。
まずはジャンキーズが入場。相変わらず沼澤選手が客席をぐちゃぐちゃにして行く。そして,伊東&小林組の入場シャー!!リング上のジャンキーズとしばらく睨み合う。選手コールが終わるとゴングを待たずにいきなり場外で戦闘開始!!シャー!!ファイアーは片面づつ五分おきに着火されるこの試合。場外戦もそこそこにリング上で凄まじいプロレスが繰り広げられた。
沼澤選手は,キチガイっぷり大爆発。持ってるムーブがあまり今回の状況に影響されずらい事もあり。いつも通りに戦えたのも良かったのでしょうかね。かたやロープやターンバックルが無い事で,動きが制限された葛西選手と伊東選手。葛西選手は制限されてもヒールとしての動きと,いつも以上のエグサで狂い咲きでした。伊東選手はやはりドラスプ等が繰り出せないので窮屈そうでした。それでも王者としての風格を保ち,魅せるとこをキチンと魅せるとこがすばらしかったです。また制限された中でも色々工夫して飛んだり魅せたりした事で,戦いの幅が広がりそうですね。そしてそして小林選手...間違いなく今大会のMVPデスね!!受けた受けた受けた!!タフだタフだタフだった!!そして光った重量感あふれる攻撃。そして起死回生のコバドライバー。川崎に続きなんとも素晴らしい戦いでした。
試合は,粘りに粘った小林選手がコバドライバーwith蛍光灯ファイアーで逆転すると。伊東選手のラダーからのスプラッシュwith蛍光灯ファイアー。ファイアーミニバット攻撃から体重を乗せまくったバカチンガーエルボーwithファイアーミニバットで小林選手が殊勲の勝利を奪いました。さて今回のファイアーマッチ。過去のファイアーマッチと比べると危険度や過激さが減った感がしますが,逆に試合としての面白さはピカイチだったのではないでしょうか。ファイアーデスマッチのファイアーはあくまでもアイテム。プロレスなんだから試合ありき。その試合にファイアーでアクセントを付けたって試合でした。とにかくファイアーよりも試合の面白さや,クオリティーの高さが光った一戦でした。こんな素晴らしい試合を魅せてくれた4選手は本当に凄いプロレスラーだ!!
試合後には葛西選手が12月の文体で伊東選手へ挑戦すると表明。そして小林選手もタッグタイトル取ったら伊東選手に挑戦すると宣言...うおおお!!今の小林選手の状態なら大歓迎だぜ!!デスマッチ王者伊東選手が牽引し,続々と挑戦者達もバージョンアップしている大日本。安易に過激さに走らず,キチンと大会ごとに魅せステップアップしている大日本。今後も目が離せないぜ!!試合後に起こった"大ニッポン"コールがその証拠だぜ!!シャ行くぞ~!!


ファイアーデスマッチリング設営

油をしみこませる

闘いの舞台は整った


葛西選手入場


伊東選手入場


睨み合い





デスマッチ王者


龍猿決戦




場外まで続く

凄い攻防


場外で何が???



元スキンヘッダーズ対決も過激に展開


遂に点火

燃えます

どんどん燃えます

燃え上がります

ファイアー!!!!






葛西選手のキチガイっぷり爆発...ファイアー椅子


危ない!!



ジャンキーズの猛攻


ドラゴン復活

ラダーからの炎超え場外スプラッシュwithテーブル




ヤマアラシ


ラダー上をめぐる攻防

ラダーからの雪崩式ブレンバスター


小林選手を豚の丸焼き状態にして...

パールハーバー・スプラッシュwithファイアー蛍光灯束






コバドライバーwithファイアー蛍光灯




小林選手のアシストで...

ラダーからのスプラッシュwith蛍光灯ファイアー


フィニッシュ...バカチンガーエルボーwithファイアーミニバット


殊勲の勝利


小林選手がマイク





デスマッチ王者を巡る展開が忙しくなってきました。

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