大日本プロレス/2005.8.14/埼玉・桂スタジオ⑤



◎第5試合 日米狂人対決 30分1本勝負
○葛西 純(16分55秒 片エビ固め)マッドマン・ポンド●
*パールハーバー・スプラッシュ
★日米狂人対決は,特に何かのデスマッチというわけでもなく超ハードコアでデスマッチテイスティングな試合。いきなりの場外乱闘を制したポンド選手が,序盤から試合をリード。ナイフで葛西選手の額をザクザク切り,CANT STOPボードをガンガンぶつけて行く。まさに狂人。要所要所反撃を試みる葛西選手ですが,ポンド選手のセコンドのトニー選手がちょっかいを出し反撃できず。ちょっかいだけでなく攻撃にも参加。洗濯物干し式のローリングセントーン。合体前転式パワーボム。もはや試合は2対1.テーブルが登場したとこで,なんとか葛西選手が反撃。机にポンド選手をセットしパールハーバースプラッシュを狙うも,またもやトニー選手が足をひっぱる。葛西選手はどんなに頑張っても,邪魔が入り勝てないような雰囲気。そして禁断のファイアーが登場。コーナー下にセットされたテーブルにトニー選手がオイルを撒き散らし着火(チャッカマン仕様)。そこへ驚異の雪崩式パイルドライバーが炸裂!!終わったと思いました...が,なんとかカウントアウトする葛西選手...すっげえ!!ならばと椅子に葛西選手を座らせ飛び技を狙うポンド選手。しかし,これをCANT STOPボードを投げ阻止すると,雪崩式フェイスクラッシャーで葛西選手の反撃開始。顔面低空ドロップキックwith椅子。パールハーバースプラッシュはトニー選手が邪魔をするも,逆にトニー選手も蹴散らす。そしてファイアーチェアでの一撃。最後はポンド選手の体に椅子を山盛りにしてのパールハーバースプラッシュ!!葛西選手が日本人...いやキチガイの意地を見せ付け勝利しました。ポンド選手の全力ファイト。それを受けきり2対1のハンデを跳ね返して勝利した葛西選手。二人の狂人が見せた試合は,意外と人間臭かったです。...ってまだセミです。なんて濃くて面白いこの日の興行。


ポンド選手


葛西選手


狂人対決












トニー選手乱入


変形摩周


ポンド式セントーン


雪崩式ブレンバスター


パールハーバーはトニー選手が阻止


雪崩式パイルドライバーwithファイアーテーブル






パールハーバー・スプラッシュ


ファイアーチェア


フィニッシュ...パールハーバー・スプラッシュ


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