大日本プロレス/2005.8.14/埼玉・桂スタジオ④



◎第4試合 30分1本勝負
伊東竜二&佐々木 貴vsマンモス佐々木&MASADA
○伊東竜二(13分58秒 体固め)MASADA

*やぐらからのドラゴンスプラッシュ
★マンモス&MASADA組がデスマッチ戦線に絡んでくるステップになるか?伊東&貴組がタッグとしてどう機能して行くか?注目度満点のセミ前のタッグ戦。試合は両軍死力を尽くしたハードコアタッグ戦となりました。マンモス選手は,この日2試合目ながら力が有り余ってる様子。縦横無尽に暴れまくりました。股割り十分のカウンターのネックハンギングボムも美しく激しく炸裂しました。MASADA選手は,この試合のMVP!!序盤から攻守に渡り見事な活躍。前回来日時よりも立体攻撃を減らし,よりデスマッチ的なムーブを繰出しアピール十分でした。佐々木選手は一発一発の技は的確だし,間もいいんんだけど観客にはあまり伝わらず。なんでだろう?特に悪くはないんだけどなあ。それがプロレスの難しいとこなんでしょうね。伊東選手は,やはりこの4選手の中でも別格。序盤から場外ドラスプ。やぐらでのタランチュラと出し惜しみなし。久々にメイン以外の試合で,会社的にも見てる側からも少々休んでも誰も何も言わないだろうに全開ファイト。そこにデスマッチの頂点。王者としての誇りと,団体のエースであるという気持ちが出てたと思います。そうなると動きも素晴らしいものに。とにかく素晴らしかったです。僕が伊東さんファンなのでひいきめと思われそうですが,きっと客観的に見てもそうだと思います。それは観客の指示が物語ってますからね。
さて試合は中MASADA選手が捕まりローンバトル。伊東選手の打撃ラッシュ。佐々木選手の世界一美しいライガーボムを食らい大ピンチ。しかし,なんとか反撃するMASADA選手。終盤は一気にMASADAタイムに。椅子がひん曲がる程の強烈な椅子へのストレッチボムを炸裂させる。マンモス選手が追い討ちのアッサムボムを炸裂させると...うおおお。MASADA選手が自らの手をオイルまみれに。しかも素手。そこに点火!!MASADA選手の気迫十分のファイアーハンドクローズラインが炸裂。残る伊東選手にもマンモス選手がマンモスホームラン。リング上に椅子を並べそこに佐々木選手をセットするマンモス選手。場外ではMASADA選手が場外マットをひっぱがし,やぐらをセット。そしてやぐらへ昇る。さあ一気にフィニッシュか?しかし,ここでデスマッチ王者伊東選手がやぐらへ。やぐら上では危険な攻めぎ合いが。リング上では佐々木選手が復活し椅子の上から脱出。ここで伊東選手がMASADA選手をリング上の椅子へスロー!!見事としか言いようの無い落ち方のMASADA選手。局地的にMASADAコール発生!が,それを切り裂くように伊東選手がやぐら上で見えをきる。そしてやぐらからの美しいドラゴンスプラッシュが炸裂。自らの戦いで主張したMASADA選手でしたが,王者の強烈な一撃の前に無念の涙。試合後はマンモス選手がMASADA選手を称え,観客も割れんばかりの声援を送りました。セミ前なのにメイン級の試合でした。デスマッチじゃなくても素晴らしい試合が出来る伊東選手。ハードコアで実力を発揮したマンモス選手。影に隠れたが,素晴らしい動きの貴選手。そして,自分の体を駆使し主張したMASADA選手。4選手の戦いに感動しました。デスマッチと銘打たなくても素晴らしい試合が提供できる大日本はまさに昇り調子の面白さ!!最高だぜ大日本。...ってまだセミ前。


マンモス選手


MASADA選手



伊東選手




マンモスラリアット


場外ドラスプ


やぐらを使ったタランチュラ










アッサムボム




マンモスホームラン


やぐらを移動?

リングサイドに設置

やぐら上の攻防

ブレンバスター...この後ボディスラムでMASADA選手が地獄へ

フィニッシュ...やぐらからのドラゴンスプラッシュ





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