大日本プロレス/2004.7.18/東京・後楽園ホール④



第4試合 ハードコアマッチ 45分1本勝負
●関本大介(13分33秒 片エビ固め)BADBOY非道[アパッチ]○
*ラリアット
★休憩前に組まれたこの試合,内容的にはメイン級でした。序盤から非道選手がハードコアでのキャリアの違いを見せつけるかのようにリードしていきました。非道選手は相変らず思いきりが良かったです。デスマッチ(HC)ルーキーの関本選手にデスマッチ(HC)の厳しさを叩き込むようなえぐさ。カワイらしい髪型とは想像もつかない厳しさでした。シンガポールスティックや有刺鉄線バッドでのフルスイング...そのたびに関本選手のたくましい肉体からなんともいえない音と血が放たれた。関本選手から出るおびただしい血を顔に塗ったくったり。傷口に噛みつき血をすすり客席に吐き出したり...まさにBADBOY!!本当怖いBADBOYだったなあ。一方デスマッチ(HC)ルーキーの関本選手。戦闘スタイルとアナウンスされると迷彩短パンで上半身がよりたくましく光る関本選手が。う~ん黒タイツもいいけどこういうのもありだな。試合ではほとんど攻められっぱなしだったが,逆にデスマッチ(HC)での受けの強さを見る事が出来たかな。攻撃では有刺鉄線バットでフルスイングしたりとデスマッチ(HC)への適応もちょっとだけ見せてくれました。ただ三角飛びプランチャを椅子で迎撃されたりせっかく椅子を山盛りにしたのにブレンバスター狙いを逆に返され投げられたりと非道選手とのキャリアの違いがもろに出てたな。全体的にはいつもとあまり変わらない攻撃だったかな。あの肉体をフルに使ったデスマッチが出来れば誰も真似できないデスマッチファイターになるんだろうな。試合は終盤ノーモーション垂直落下式ブレンバスターで非道選手の動きを止めた関本選手が必殺のアルゼンチンを予告付きで敢行。これで決まったかと思われましたが金村選手が乱入しレフェリーの登坂さんをやっつけると,30代と20代の選手が大量登場でリング上は一気にスクランブル状態に。そんな中関本選手が倒れてる非道選手を強引にぶっこ抜くジャーマンで投げるも3カウントは奪えず。ならばとトップロープへ。ここでの動きがちと遅くなったのが命取りに。フロッグスプラッシュを放つもかわされてしましました。すると非道選手の怒涛の攻撃が。最後は粘る関本選手に非道選手がアッパーカット気味の強烈なラリアットを叩き込み勝利しました。非道選手の厳しさと関本選手の頑張りについ応援にも熱が入り休憩前なのにメインを終えたような疲れが襲いました。いや~凄いイイ試合だったなあ。関本選手のデスマッチ参入は実に楽しみな出来事だなあ。



関本選手

戦闘スタイル












ジャーマン






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