大日本プロレス/2004.7.18/東京・後楽園ホール②



第2試合 20分1本勝負
○藤田峰雄[WMF](9分56秒 片エビ固め)TA☆KU[イーグル]●
*ファイアーバード・スプラッシュ
★う~ん。あまりイイ試合とは言えなかったなあ。TA☆KU選手はなかなかの人気。小さくて可愛いからかな。声援や紙テープも多く飛んでました。が,試合となると。グランド技術に関しては全く出来て無い。押え込まれても口でう~う~言うだけで,動こうともしない。動かさせなかった藤田選手のポジション取りと体重の乗せ方が良かったのもあるけど。で立技...ほぼ無し。試合で攻める時はほとんどトップロープからって感じでした。飛び技に頼らざる得ないキャラなのにドロップキックが低いのも見ててガックリ。それにはやはりバンプの未熟さが影響か?とにかくバンプも未熟で怖かった。本当俺は受けつけられない選手でした。おかげで試合を見る気がうせました。場内もだんだんなんともいえない空気になってしまいました。他の試合でセコンドに付いていても他の若手は一生懸命セコンドしてるのにTA☆KU選手は前髪を気にしてばっか...そういうの目についちゃうんだよなあ。ハッキリ言ってプロ失格だと思いました。まあいつかイイ選手になってイイ試合を見せて欲しいもんだ。一方藤田選手。入場時に四方の最前列のお客さん達にハイタッチしながら入場。表情も明るい。なんかキャラ変わったな。試合中もやたら声が出てて良かったです。が,ちとわり食ったかな。対戦相手あってのプロレスだからなあ。序盤にTA☆KU選手が放った三角飛びプランチャはあまりにも危険なアタック角度。あれで怪我しなかったのは練習のたまものかも。ミネポンやジャーマンも相手の受けの技術やバンプの技術が甘過ぎていまいち。本当怪我しなくて良かったなあと思いますよ。せっかく新しい藤田選手が見れたのに中途半端な形で残念だったな。まあ藤田選手にベテラン選手並の上手さがあったとしたらもっと良く見せれたかな...いやきついなベテランでも。あれでもかなり良く見せてた方だろうなあ。いや~大変だったろうな藤田選手。試合は終盤なんとか攻撃のチャンスを掴んだTA☆KU選手がタク☆パニック(タカタニックと同系)で負い込む?も藤田選手の余裕は奪えず。最後も自力の違いを見せつけるような攻撃からトップロープへ。スプラッシュかなあと思っていたら!!!なんとファイアーバード・スプラッシュ。炎は美しく弧をえがき勝利をもたらしました。素晴らしいフィニッシュでした。ガルーダ選手のより綺麗かもなあ。なんだかWMF第2章に向けての意気込みを感じました。俺も隼の遺伝子を引き継いでいる。俺がWMFを引っ張るみたいな思いがあったかどうだか分かりませんが,勝手に感じました。正直酷い試合だっただけにフィニッシュに救われたかな。


藤田選手入場


ハイタッチ




危険なプランチャ






フィニッシュ






BACK