大日本プロレス/2004.7.18/東京・後楽園ホール①



第1試合 15分1本勝負
○下田大作[アパッチ](8分48秒 体固め)宮本裕向[666]●
*バックドロップ
★第1試合からなかなか熱い試合となった。序盤から体格で勝る大作選手が押し,宮本選手が耐えながらスキをついてスピードでかき回すみたいな展開でした。宮本選手はこの日はちゃんと666所属として紹介され一安心。入場でも氣志團が人気なんだろうけど盛りあがりました。この前の試合で見た"ぜ!!"を言わなくなってたのが残念。しかし,声を出し気迫で向かって行く姿に観客が見方に付き後押ししました。リングの無い狭いとこで試合してきたのがイイ経験になっているのかインサイドワークも上手くなっているように感じました。技ではバック宙式のドロップキックがいつも以上に鮮やかに決まりました。大作選手は受けも攻めもしかっり...つうかがっしりって感じでした。エグイ攻撃も多く持ち味発揮でした。試合は終盤重いキックで攻める大作選手。熱いエルボー合戦で倒されてもすぐに根性で立ちあがる宮本選手。なんとか反撃し,必殺のムーンサルトへ。ふわりと弧を画いた美しいムーンサルト。が,下で待っていたのは大作選手の危険な膝小僧の剣山。やはり大作選手の方が一枚うわてか?そんで今や時の技PKで勝負あったかと思われましたが,クリアーする宮本選手。その後はバックドロップを巡る攻防から丸め込みをしたり粘る宮本選手。しかし,最後は自力の違いか大作選手が強烈なバックドロップでピンフォールを奪いました。若い宮本選手の頑張りと大作選手の気迫がうまく絡まって素晴らしい第1試合となりました。宮本選手はやはり気迫で戦う相手と手が合いますなあ。いや~いきなり興奮したぜ。


宮本選手






スリーパー


ミサイルキック


ムーンサルトプレス




試合後


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