格闘探偵団バトラーツ/2011.11.05/東京・新宿FACE・オープニング

※はじめに...俺はプロレスを観客なので観客の視点でとらえて来た事や雑誌で読んだりTVで見た 事程度しか知りません。知らない者から観た薄っぺらい感想文ですので,それでも良い方のみ御覧ください。

◎オープニング
★2011年11月5日,土曜日...ついにこの日がやって来た。 格闘探偵団バトラーツ最後の日が...。
週末で賑わう歌舞伎町を潜り抜け,会場前で盟友とき兄さんと合流。 あらかじめ郵送ゲットンしたチケットを渡し肩の荷を降ろす(笑)。
会場の前には開場待ちの長蛇の列。 いつかの竜司興行も結構な列だったが,それどころじゃないお祭り騒ぎだ。
列の中には懐かしい顔もあり“最後だから”ってのを感じた。 こんなに沢山の人がバトラーツを観に来るなんて嬉しいなあ...と,列に並んでいる時点では思っていた。
開場時間になると,数人ずつに分けられエレベーターに誘導された。 やっぱし,横入りするウンコ野郎も何人かいたけどね(苦笑)。
会場に入りチケットをもぎられ,新宿FACE名物の強制ドリンク代を奪われる。 まずは売店を見に行く...勿論,貧乏人なのでひやかしだけ(苦笑)。
ひやかし終了後,強制ドリンク代でゲットンしたドリンクチケットで生ビールをゲットン。 気管支炎真っ盛りなので,本当はアルコールは飲みたくないが,やっぱノンアルコール300円って書かれてると, 強制的に500円取られてるので500円のアルコールしか頼めない...小心者なんだよね。
せめてノンアルコールには軽食を付けるとかして欲しいが...酒呑めない奴は差別の新宿FACEだからしょうがねえか。 それだけじゃないけど,やっぱ新宿FACEは一番嫌いな会場だ(笑)。
席に着く前に石川選手とすれ違ったので会釈をした...流石に忙しそう。
VIP(ヴァイブレーター・インサート・プレイヤー)席に着き気管支炎に悪いとわかっていながら,盟友とき兄さんと バトラーツの解散に乾杯。 解散が嬉しくって乾杯する訳じゃなく,共に御疲れ様の意味を込めてね。
リングでは貴重な池田選手と日高選手のスパーリングが行われていた。 なかなか興味深く見入ってしまった。
終了後にはスパーリングなのに拍手が起こり,池田選手はなんとも言えない表情だった。 まだ観客は揃ってないが,最後って事で会場も出来上がって来ている。
事前の告知で混み合うから早目の会場入りをと言ってた事もあり,開始時間前には,ほぼ席は人で埋め尽くされた。 それどころか空いてるスペースも立見の客でごった返して文字通りの超満員札止め。 盟友とき兄さんもトイレに行くの苦戦してたほどだ。
会場内には横断幕も何枚か張られて,賑やかさも北千住とは比べ物にならない。 スマッシュでブレイクした雫選手に,ZERO1の日高選手に,北千住では数度しか見た事無いが,TVに映るZERO1の試合では眼に入る澤 選手のものまで(苦笑)。
そんな中,伝説の多古町大会で有名な多古町のプロレスファンの方々が作った手作りの横断幕は温か味満点で素的だった。 「バトラーツを忘れない」と書かれていたが,俺達だって多古町の名前は絶対に忘れないよ。
横断幕の数も凄いが,やはり観客の数が凄い。 やっぱり最後ってなると,こうも人が入るもんだね。
バトラーツっていまだに大人気団体だったんだ?バチバチって皆大好きだったんだ?と錯覚するほどだった。 そんな沢山の観衆にバトラーツ北千住大会に慣れてしまっている俺は,なんだか興醒めしてしまった。
北千住も皆観に来てれば...最後だけじゃなく...バトファンらしく,しつこく,ひねくれた感情が俺の体の中を駆け巡った。 だから,のっけから感傷的な気分は薄れ,むしろ盛り上がり過ぎてる会場の雰囲気に若干引き気味になった。 まあ最後なんでね。
せっかく澤選手が引退と共に他団体でしか澤選手を観た事無い客も引っ張って来たし,バトラーツの解散と引き換えに集まった大観衆だし, 少しは大人にならないとと思い,リングを眺める事にした。 まあ,気管支炎で咳が出るから声援も送れないし,丁度イイかもしれなかったね。
最後だからって盛り上がる気にもならなかったし(苦笑)。
開始時間になるとバトラーツのテーマ曲が流れ,対戦カードが読み上げられた。 読み上げたのがパンチさんじゃないのが残念だが,久々にスペル松田さんがリングアナしてたので嬉しかったね。
もう一人のオジサンは良く知らないが,結構バトラーズって言ってたのが,最後までバトラーツらしいと思った。
そして試合は無いけど北千住を盛り上げた選手達もセコンドに着き嬉しかった。 鼻血+号泣でリングを降りた焙煎選手も元気だったし,竜司チームのSEIYA選手も頑張ってた,デビュー出来なかった安岡くんも, 引退した吉川さんもいた...ここにNARITA選手がいないのが少し寂しかった。
NARITA選手よ!早く元気にならないから,君が大好きだった,君が悔しい涙を流したバトラーツが無くなっちゃっうよ...バトラーツは無くなるけど, プロレスのリングは沢山あるんだから,バトラーツの選手達が爺さんになる前に早く帰っておいでよ。
色々な事が頭の中をぐるんぐるん駆け巡るのは,感傷的じゃないとは言え,やはり解散の寂しさから来るものだったのかな?
格闘探偵団バトラーツ最後の興行が幕を開ける...。


リングでは池田選手と日高選手がスパーリング


格闘探偵団バトラーツ最後の日

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