格闘探偵団バトラーツ/2010.10.24/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター③

◎第3試合 30分1本勝負
 竜司ウォルター&NARITA[TEAM竜司]vsスーパー・タイガー[リアルジャパン]&タイガー・シャーク[リアルジャパン]
 ●成田吉駿(18分16秒 シャーク・デス・バイ・ロック)タイガー・シャーク○

★8月の蕨大会でシャーク選手にわずか125秒でKO(レフェリーストップ)されたNARITA選手。 入場式での宣戦布告同様,NARITA選手の目にはシャーク選手しか入っていないようだ。
入場してからもずっとシャーク選手を睨み続けるNARITA選手にワクワクしてくる。 こういった闘う気持ちが溢れてる選手は無条件で応援したくなる。
試合では竜司選手のパワーとS・タイガー選手の蹴りとの迫力満点の攻防や, シャーク選手のキレキレの動き等見所満載。 だが,試合の中心はNARITA選手。
実力的にリアルジャパン勢に敵わないものの,ボコボコにされても前に前に打って出るNARITA選手。 とにかく怨敵シャーク選手を倒すべくNARITA選手が喧嘩を仕掛けた...しかし,現実はそんなに甘くなく返り討ちに。 だが,やられてもやられても意地を張り続けたNARITA選手の心意気に胸を打たれた。 もう顔面なんて晴れ上がりアンパンマン状態だった。
最後は怨敵シャーク選手のシャーク・デス・バイ・ロックの前に文字通り無念のタップアウト。 どんなに悔しいタップだったか...。
タップをしてこの試合では降参はしたが,まだまだシャーク選手に降参する気の無いNARITA選手は試合後もマイクを持って吠える。 「弱い犬ほどよく吠える」とシャーク選手に返されていたが,いいじゃない負け犬の遠吠え♪
NARITA選手は完敗したけど吠えたね,そして来年2月5日の竜司興行での一騎討ちをアピール。 だが,竜司興行のリリースは竜司選手本人もまだ行っておらず,かなりのフライングに。
それを竜司選手から突っ込まれたNARITA選手は凄腕芸人ばりのコケっぷりを魅せる...何気にお茶目だ!! そんな姿に,ますますNARITA選手から目が離せないなあって思った。
先走り,遠吠えをかましたNARITA選手だが,竜司チームが目指すのは,こういった闘う気持ちが溢れるプロレスなんだろうな。 周りを固めた大人達のド迫力の攻防をも霞ませたNARITA選手の生き様と若さ...前日の九龍対決もそうだったが若いっていいね。 若者は血気盛んであれ!!と熱くなった一戦だった。


怨敵を前に抑えられない感情


NARITA選手がガンを付ける


ピリピリ...


もうシャーク選手しか目に入らない!


ゴングを前につっかかるも,子供扱い


殴り続ける






ヘッドロック


アンクル・ホールド


竜虎対決








フラフラになるNARITA選手


複合式アンクル・ホールド


タイガー・ネック・チャンスリー・ドロップ






股裂き


二人がかりで膝十字固め





踏みつけられる








胴絞めスリーパー・ホールド






マジックキラー


腕ひしぎ逆十字固め


張り手合戦




膝蹴り


リアル・サンドイッチ・ミドルキック


足掛けC・W・アームロック


ヒール・ホールド






ダビング・ヘッドバット


フィニッシュは,シャーク・デス・バイ・ロック


リアルジャパン軍圧勝


吼えるNARITA選手


フライングに竜司選手も苦笑い


竜司チームも面白くなってきた!!

BACK