格闘探偵団バトラーツ/2010.10.24/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター②

◎第2試合 グラップリング-Bルール 15分1本勝負
 ○焙煎TAGAI[西口プロレス](12分21秒 チキン・ウィング・アームロック)三州ツバ吉[バンプマン]●
★あれは2009年...三州選手の負傷欠場で急遽焙煎選手が出場したB1-CLIMAX。 そこで焙煎選手は期待以上の戦いを魅せ,そこから良い意味での勘違い爆発で,試合でも結果を残し,バトラーツでの居場所を確立させた。 とくに今年のBルール・トーナメントでは柔道・柔術のバックボーンを見事に活かし強さを魅せた。
一方の三州選手も地道に努力し,復帰後もゆっくりながら焙煎選手へ追いつけ追い越せの活躍を魅せ,石川選手との一騎討ちも実現させた。
前回大会のタッグでの対決...では,いったいこの二人は今どっちが強いんだ?
そんな絶妙のタイミングで組まれた第2試合は,この日唯一のBルール。 焙煎選手と三州選手の対戦は技術戦以上に両者の居場所を守る為の,そしてどちらが出世するのか?そんな戦いにも注目がいった。
試合はベーシックなレスリングの三州選手に対し,焙煎選手は柔術系の動きを見せる。 そして,三州選手が上になろうが,ポジションをひっくり返し落ちついてポイントを奪う焙煎選手。
結局,焙煎選手がエスケープ5を奪った上でチキン・ウィング・アームロックで一本勝ちの完全完封勝利。 Bルールでの完封勝利って滅多に無いだろうし,とにかく焙煎選手の納豆寝技は素晴らしいし強かった。 コスチュームもBルール仕様の方がカッコイイと思った。
打撃が無いから,座った状態での顔面蹴りの危険が無い分,柔術系の動きでひここめたのがでかかったんだろうな。
焙煎選手が三州選手に大きく溝を開けた一戦だが,今後の両者の出世争いもまだまだ注目しなきゃいけないなあ。


三州選手


焙煎選手と和田レフェリー


両足タックル


スタンディング・スリーパーで1stエスケープ




2ndエスケープ


アームロックで3rdエスケープ


抱え込み式フロント・ネックロックはすっぽ抜ける


フロント・ネックロック


常に上になれる焙煎選手


ガードも完璧




V1アームロックで4thエスケープ


アキレス腱固め


ニー・オン・ザ・ベリー


アームバーで5thエスケープ


ポイント0からの攻防


耐える三州選手だが...


フィニッシュは,C・W・アームロック


焙煎選手完勝

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