格闘探偵団バトラーツ/2010.09.26/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター④

◎第4試合 30分1本勝負
 ○澤 宗紀(17分04秒 レフェリーストップ)佐々木恭介[FREE]●
 *お卍固め
★セミは前回の蕨大会の流れから澤選手と佐々木選手が一騎討ち。
大多数の客が求める所謂バチバチがリング上では繰り広げられていく。 そこに両者の感情が加味され,闘いの熱気は客席に飛び火する。
澤選手が真っ直ぐに仕掛けても,佐々木選手は上手くスカしていく。 スカされ悔しそうに反撃していく澤選手だが,それすらもスカし楽しんでいる様子の佐々木選手。
全体的に佐々木選手のペースで試合は進んだが,最後は澤選手が意地剥き出しのお卍固め(剥き出しのおまん♪)で レフェリーストップ勝ちを納めた。
ガッチリ極められ動けなかったが,もう少し耐えれたのか?試合後も佐々木選手は納得いかずレフェリーに抗議。
バトラーツスタイルでの止め時は,なかなか難しいから,やはりそれ相応の人が裁かないと難しいんだろうなあ。 井口さんや,野口さんが止めても,何の違和感もひっかかりも無いもんな...観てる方はだけど。
試合は盛り上がり,試合後も熱かったセミファイナル。 ただ,なんとなく“こんな内容かな”と思ってた通りだった。
この二人ならば客の予想なんか遥か先を行ってくれるのではと期待していたが。
試合内容自体は決してベテラン勢にひけを取ってないだろうし,むしろ高度な攻防をやっているのだろうが, なかなかベテラン勢のような深みや説得力が生まれ難い。 バトマットでもバチバチマットでも鮫肌世代や穴世代がもがき苦しむ。
今回の澤vs佐々木戦しかり,バチバチでの大場vsスルガ戦しかり,バチバチの頂というのは遥かなる高みなんだろうな。 だからこそ選手達は強くなる為に己を磨く。


佐々木選手の奇襲で試合開始


張り愛


アキレス腱固め


殴り愛


立っても殴り愛


複雑に絡まりどっちも痛い


ぶら下がり式アキレス腱固め


掟破りの足四の字固め


アキレス腱固め


裏膝十字固め


頭が割れる程のナックルパート(剃刀なんかいらねえ!!)


大の字にダウン




脇固め


三角絞め


お卍固め


足首を捻り脱出を試みるが...


レフェリーストップで決着




まだまだ納得出来ない佐々木選手

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