格闘探偵団バトラーツ/2010.01.17/東京・北千住THEATRE1010・ミニシアター②

◎第2試合 Bルール・トーナメント・1回戦 10分1本勝負
 ○焙煎TAGAI[西口プロレス](6分47秒 後方回転式フロント・チョーク)斎藤彰文[リアルジャパン]●
★第2試合はリアルジャパンの斉藤選手と,焙煎選手が対戦。
斉藤選手は試合前の練習でもタイガー・シャーク選手からみっちりアドバイスを受けていた。 そのかいもあり,焙煎選手の動きに喰らい付く。
そう...斉藤選手は必死に喰らい付いた。 だって焙煎選手が強いから。
初勝利後バトルールでも自ら調子に乗ってると言ってるだけに,絶好調だった焙煎選手。 そしてBルールでは,調子に乗る+水を得た魚のように動き回る。
柔道と柔術のバックボーンに,修斗のグラップリングやコンバットレスリングでの輝きしい実績。 その下地がBルールの戦いで見事に生かされた。
とにかく柔術ベースの引き込み系の動きが冴え渡る。 対する斉藤選手は,どっちかと言えば今の総合の主流とは違うプロフェッショナルレスリングの動き。 対極する動きが異種格闘技戦のような独特の空間を作り上げた。
そこにあった焙煎選手の嫌味な程の強さも加味されて。
勿論一時期プロレスの怨敵であった柔術の動きをする焙煎選手をプロレスの外敵。 いかにもプロレスラーな斉藤選手をプロレスと捕らえ,勝手に対戦図式を頭に描き観戦した。
しかし,焙煎選手は強かった。 最後も後方回転式のフロント・チョークで圧勝し焙煎選手が二回戦へ駒を進めた。
憎っくき柔術めえ!!




アンクル・ホールド




フェイスロック


アンクル合戦


フロント・ネックロック


フィニッシュは,後方回転式フロント・チョーク

BACK