格闘探偵団バトラーツ/2008.03.09/埼玉・桂スタジオ③

格闘探偵団バトラーツ/2008.03.09/埼玉・桂スタジオ③

◎第3試合　打撃祭り～一寸先はＴＫＯ　30分1本勝負
　△澤　宗紀(10分51秒　両者ＫＯ)タノムサク鳥羽[DDT]△
★入場してくるや鳥羽選手はアブナイままだった。何か喰ってる風なその一挙手一投足に目が釘付けだった。
試合が始まるや,いきなり強烈なストレートを食らった澤選手がダウン。まともに食らったがなんとか蘇生し反撃開始。
鳥羽選手の打撃をかいくぐり関節技を極める澤選手。異種格闘技戦のような雰囲気に興奮させられた。
とは言え,関節にもっていけば澤選手が圧倒的に強いので澤選手の勝ちが見えてきた。しかし...勝ちよりも価値に行ったのか？澤選手はなんと鳥羽選手と打ち合いに走る。
パンチと張り手の応酬。そんな中で決める閃光魔術...すげえッ!!
終盤はお互いがノーガードでシバキ合う。そして最後は両者がパンチと張り手を交差させダブルＫＯ。
最初の方の戦い方で行けば澤選手の勝利は決定的だっただろう。打撃戦に走らなければ...けど,そこが澤選手の魅力なんだよなあ。勝ちに拘るのは勝負だから当然大事だけど,そこに価値が無かったら... 澤選手のプロ意識っつうか馬鹿っぷりがたまらなく愛おしい感じだった。
相手の鳥羽選手もガンガン打撃を打てて最高だっただろうな。打撃の技術は流石って感じでしたね。特に組み打ちや,膝蹴りが本式で凄かったっす。正直...またＢ系のリングで観たいですね。
試合後の両者の清清しい笑顔が勝ち負け以上の感動をあらわしていた。