格闘探偵団バトラーツ/2007.07.21/埼玉・桂スタジオ⑥

◎第5試合 30分1本勝負
 石川雄規&アレクサンダー大塚[AO/DC]vs池田大輔[フーテン]&原 学[BML]
 ○アレクサンダー大塚[AO/DC](19分32秒 KO)原 学[BML]●

 *フルネルソン・スープレックス
★村上選手の欠場により池田選手が男気満点の緊急参戦!! ノーレガースvsBMLもかなり楽しみだったが, 月曜日のバチバチ6を観ていると,むしろこっちの方が面白いかも♪
月曜日に残り2秒というとこで池田選手に敗北を喫した石川選手 ...そのリベンジのチャンスがこうも早くやって来るとは。
さらに竜司興行で原選手に敗れ納得いかなかった大塚選手のリベンジ ...石川-原の元師弟対決...池田-大塚は超久々の対決。 過去には両者KO等壮絶な試合を繰り広げているだけにこれも刺激的!! 村上選手の欠場は非常に残念だけど,変更カードは変更カードですげえ刺激的に!!
さらに両軍に付いたセコンド陣のおかげで対抗戦ムードも漂いました。 ノーレガースにはバトラーツ勢、池田&原組には臼田選手と佐々木選手... まさにバトラーツvsバチバチ連合のありそうでなかった対抗戦が開戦されたのです。
試合では両軍大人気なくバチリ合う。
中でも池田選手のジャイアンっぷりは,もうどうにも止まらないって感じでした。 19分の中で試合権利を持っていた時間はわずかながらもリングに出てた時間は それと同じくらいだったんじゃないでしょうか。 試合権利があれば合法的に?ぶん殴り蹴り。 隙を見て首を絞め,自分がやられそうになるとわめく...まさに我侭というか遅すぎる反抗期。 もうそんな自由っぷりがどんどん好きになってしまっている俺もどうかしてるのか? そんな池田選手が一番絡み一番戦ったのは何気にレフェリーのパンチさんだったのかも。
池田選手が自由な分パートナーの原選手はリングに出ずっぱりに。 終盤なんか歩くのもままならないほどフラフラでしたが,最後の最後まで 今の自分らしく立ち振る舞った姿勢と,その根性には感動しました。 バチバチのおっさん達の中でやられながらも凄く輝いて観えました。
一方のノーレガース。 アレク選手は久々のバトのリングでしたが,体のはりなどのコンディションは良さそうでした。 が,リズムが他の三人と合わない。 毎月のように命を削り凌ぎを削ってきた三選手と久々参戦のアレク選手では リズムが違って当然だったのでしょうかね。 それでもスープレックスは相変わらず殺人級でした。 デカイ一発で試合をするしかなかったアレク選手...次はもっともっと研ぎ澄まされたアレク選手 が観たいですね。 あと...ちょっと盛様っぽいとこもあって気持ち悪かったです(苦笑)
石川選手は月曜日あれほどボコボコにされたのに鋭い眼差しは流石。 そしてまたもボコボコにされ倒れ蘇り...本当ゾンビみたいです。 さらには寝技でテクニックを魅せる...が,池田選手が大人気ないと石川選手も もっと大人気なくなり...なんちゅうかもの凄いガキの喧嘩みたいになったりで楽しかったです。
試合は耐えに耐えまくり粘りに粘った原選手でしたがジャーマン~フルネルソンと 殺人スープレックスを2連発喰らっては流石に立てず。 久々参戦のアレク選手が勝利し,バト軍が二勝目をあげましたが,対抗戦 は2-3の僅差でバトラーツが負けました。
けどなあ...やっぱ石川選手がフィニッシュに絡んでないからか?なんとなく物足りない感じがしました。 まあ月曜日にあれだけ凄い試合を魅せられてますから余計でしょうけど。 池田vsアレクって絡みももっと観たかったですね。
試合後はおさまらない選手達が睨み合う。 そしてアレク選手が「バチバチじゃなくパチパチ(ペチペチ?)」と罵倒。 リング上は乱闘に。
さらにリング下に逃げたアレク選手が「バチバチじゃなくパチパチ」とまたしつこくマイク。 選手にも客にも喧嘩売ってる感じです。 バチバチやバトラーツが好きで集まってる客...命を削って試合をしてきた選手達 ...本当に的外れなマイクに怒りというか哀しくなった。
そんな時でした...石川選手が延髄斬りを「おだまり!!」って感じで放ちました。 その時が一番爽快!痛快!バトラーツでした。
そして「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえ!!リングで魅せてなんぼ...」みたいな事を石川選手のマイクが放つ。 「やってるでしょう...だからここに来たんでしょ」と自声で詰め寄るアレク選手。 そして石川選手とアレク選手が張り合い頭突きをかましあう。
すると毒が抜けたように満足げな石川選手。 最後はアレク選手と握手して帰っていきました。 やっぱバトラーツは石川選手だなあ...と余韻に浸っていると...。
なんと池田選手が再びリングに上がり大声援を受ける。 最後は池田選手が「1、2、3、ナーシャ!!」で締めました。 そして首をかしげるパンチさん。 まあこんなハチャメチャが面白く感じるのもバトならではかな。
それにしても池田選手の最後のマイク...最高に負けず嫌いってか大人気なくてよかったですね。 今大会もそうだが梅雨のバチバチ戦争(バトvsバチバチ6)はバチバチの圧勝だったかな。


原選手


アレク選手


池田選手入場


バチバチ連合軍


永遠のライバル


池田選手


バトラーツ軍


まずは元師弟対決から


またも開始早々石川選手からダウンを奪う原選手


因縁の対決






シバキ愛




逆片エビ固め


場外に落ちたアレク選手に原選手が襲いかかってます




アキレス腱固め


足四の字固め


バッチバチ


顔面キック


バチバチジャイアン全開






バチバチカット


渦潮スウィング


ぐるんぐるん


C・W/アームロック


脇固め






殺人ジャーマン


フルネルソンは必死に阻止


ダウンを奪う原選手









フィニッシュはフルネルソン・スープレックス


KO決着


勝者ノーレガース


敗者ながら輝いた原選手


試合後も睨み合う


乱闘か?


アレク選手が的外れなマイクを...


乱闘寸前に...


裸の大将もやって来た緊急事態


石川選手が延髄斬りを決め吠える


「ごちゃごちゃ言ってんじゃねえ!!」


そしてシバキ合う


最後は握手???


一番最後は池田選手のナーシャ!!

BACK