格闘探偵団バトラーツ/2006.11.26/埼玉・桂スタジオ⑤



◎第5試合 30分1本勝負
 石川雄規&竜司ウォルターズvs村上和成[BML]&臼田勝美[BML]
 ○石川雄規(18分01秒 腕ひしぎ逆十字固め)臼田勝美[BML]●

★バトラーツvsビッグマウス・ラウドの頂上タッグ決戦。 いやがおうにも緊張感と期待感が高まる場内。 BML軍が入場し,いよいよ我らが"燃える情念"石川選手が入場。 やはり今回もリング上から村上選手が睨みをきかせる。 もう我慢できない感じだ。 そこに石川選手がリング下から睨み返す。 またこの二人の遺恨から始まるのか?と,思われた瞬間竜司選手が横から奇襲。 そのまま試合へ突入。
奇襲の続きとばかりに竜司vs村上で試合は開始。 石川vs臼田の顔合わせを超え,遂に石川選手と村上選手が遭遇。 毎度の事ながら激しく感情剥き出しでボコリあう。 「社長楽しみにしてたぜ!!」と凄みをきかせる村上選手。 そこからもボッコボコのバッチバチ!!
交代した臼田選手のテクニックも凄い。 しかし,石川選手はアントン化し臼田選手にリバース・インディアンデスロックを極める。 ニヤリとした石川選手でしたが,そこを村上選手がパンチで一撃。 が,倒れた石川選手が臼田選手の足を激しく絞める。 「ざまあみろ!!」とでも言いたげな石川選手の表情。 まったくスゲエよ石川選手。
そんな事されたら村上選手がブチブチに。 場外戦で激しく石川選手をいたぶっていきます。 椅子でも殴りつけ,狂い咲きモード全開です。 ここからはナンビトたりとも入り込めない二人の世界。 バチバチ。ボコボコ。ボギボギと激しい格闘音楽が奏でられました。 圧巻は石川選手のチョーパンが,村上選手の横っ面にモロに入った時。 「グシャッ」って音がしました。グシャっすよグシャ(驚)。
最後は抜群のキレで石川選手を追い込む臼田選手。 変形レッグロックでタップを迫るも,腕ひしぎ逆十字固めできりかえす凄技で石川選手が劇的勝利。 「勝った!!勝った!!ラウドに勝った!!しかもラウドのトップ2に!!」 喜ぶのは観客だけじゃなく,石川選手も勝った瞬間「ナーシャ!!」でした♪
試合後石川選手がマイクを握り叫んだ 「本当あと何回できるかわかんねえよ...1回でも俺を見逃したら絶対後悔させてやる ...俺は最後までバチバチの神だ!!覚えとけ!!」と。 くううう!!痺れました。とにかく最初から最後まで石川選手の存在感が凄かったです。
村上選手は他では絶対観られない,本当に怖くて強い村上選手でした。 そんな村上選手の打撃にぶっとばされながらも,何度も蘇る石川選手。 そして,要所要所素晴らしいテクニックで魅せる臼田選手。 この人の”ここぞ”という時の強さと怖さは流石だ。 残念ながらそこに竜司選手は入り込めなかった。 狂ったように殴り合い極めあう三人の世界...竜司選手は外から眺めるしかなかった。
色々な試合がありました...それらを全て受け継ぎしめたメイン。 メインイベントの満足感が,興行全体の満足感へと繋がりました。 正直今日のバトはメインまで少々物足りなさを感じていました。 別に激しいのが観たいとか言うのじゃなく気持ちが観たかったのです。 そんな中メインを日本屈指のメインイベンター石川選手がしっかりしめました。 しかもほとんど一人で戦って...マジスゲエっす!! やはり本物のバトラーツは越谷でなければ観れませんね。


平成のテロリスト参上


やはり睨み合う両者


どっちも我慢出来ない


喧嘩を売った竜司選手








きたきた!!


ボコボコのバチバチ


村上選手のパンチを使い,リバース・インディアンデスロック


激しい場外戦


アームブリーカー


バチバチバチバチ


村上選手が場外エスケープ


腕固め


「社長楽しみにしてたぜ!!」





踏み付け


鉄拳制裁


アームブリーカー





臼田選手のキレが凄い


フィニッシュは,腕ひしぎ逆十字固め


石川選手が勝利!!


最後までバチバチの神だ!!

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