格闘探偵団バトラーツ/2005.9.18/埼玉・桂スタジオ⑤



◎第5試合 30分1本勝負
●石川雄規(14分29秒 レフェリーストップ)村上和成[BML]○
*左ハイキック
★風邪の為,声援を極力控え喉を守って来ました。それはメインで石川選手を応援する為さナーシャ!!当時僕達を興奮させ,怒らせた"アノ男"がバトに帰ってきた!!沢山の幟の中,村上選手が入場して来た。ムッカ~!!試合をぶち壊し,興行を壊し探偵団員を壊してきた憎きバトの大敵だあ!! そして石川選手が入場。リング上で待ち構える村上選手。リング下で臨戦体制になる石川選手。...両者とも良い表情だぜ!!
そして試合はゴングを待たずして村上選手が,場外の石川選手に襲い掛かり開始。まさに"俺達の戦いにゴングなんかいらねえ!!"って声が聞こえてきそうだ。場外では村上選手が打撃で制した。リングに入る入らないの攻防も緊張感があり凄まじい。リングに戻ると,石川選手もグランドや張り手で自分の世界に引きずり込む。そしてリング上では緊迫感あふれる試合が繰り広げられた。終盤に場外戦から戻った村上選手に,エプロンから石川選手がショルダーアームブリーカーを仕掛ける。リング内でも腕をへし折らんばかりに極める。しかし,重い打撃で反撃する村上選手。石川選手の足を掴んだままのジャーマン。バックドロップ。延髄&顔面斬り。卍固めが決まるも村上選手も負けじと,打撃で応酬。村上選手の強烈な打撃にダウンし,そこから這いつくばり立ち上がる石川選手。もうたまりません。石川雄規というレスラーの生き様や信念が伝わってきます。情念です!!まさに情念です!!しかし,情念をたたき切る村上選手のハイキックが決まると試合に幕が降ろされた。
村上選手が勝った...それだけではない試合だった。昔に比べたら村上選手の狂気は多少減った気がする。それはプロレスが上手くなったからだろう。上手くなった分,本当の狂気ではなく狂気のレスラーを演じていたのではないだろうか。それがこの試合の終盤で,本気の狂気になった。試合後に石川選手に礼をする村上選手を見て「らしくねえな」と思ったが,それが成長であり時間の流れなのだろうな。村上選手のプロレスラーとしての成長で,試合としての面白さが増した。殺伐だけだった試合が,面白い試合になった。次はまた殺伐とした試合や,試合にならない試合になるかもしれない。"石川vs村上"戦は戦う度に成熟されていく。ならば村上選手が言った,十回でも百回でもやってくれ!!最近弱気な発言をする石川選手!!まだまだですよ!!世界征服するまで止まらないで僕達に夢を見せてくれ!!まだまだリベンジしなきゃいけない相手もいっぱいいるしね!!しかし面白かった!!ゾクゾクした!!そして,悔しかった!! バトはいつもファンに悔しいと思わせる。探偵団員が負けると心底悔しい。特に石川選手が負けると悔しくてたまりません。そこがバトのバトらしいとこだナーシャ!!


幟の中から平成のテロリスト...

村上和成バトラーツ帰省

村上選手リングイン


緊張感溢れる視殺戦


クルックヘッドシザース式腕折り


村上選手も腕折り


顔面パンチ


熱いぜこんちくしょう


瀬戸際でのアームブリーカー

さらにリング内でもアームブリーカー


ナックルパート


しつこい情念


ダウン


卍固め

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