格闘探偵団バトラーツ/2004.6.6/埼玉・桂スタジオ④



第4試合 20分1本勝負
△原 学(時間切れ引き分け)真霜拳號[K-DOJO]△
★間違い無くこの日のベストバウト!!スリリングな攻防・緊張感素晴らしい試合でした。会場の沸き方も最高潮だった。序盤から一進一退の攻防が続いた。真霜選手は久々に観たが凄い成長だった。伊達にIWGPに挑戦していないなと思いました。横の間とか良く分からんけど,間合いは独特のものがますます独特なオーラとなって放っていた。昔は顎が上がっていて危ないかまえだなあと思っていたが,顎も引いてるし本当なんか不思議なかまえだったなあ。試合でも強さ爆発。もっと差がないかと思っていたけど真霜選手の方がちと上かな。キックは重そうな音を放ち原選手を何度もダウンさせていた。真剣もズバリ決まりそこで勝負が決したかと思いきや決まらなかったりハラハラドキドキだった。いつでも極めれそうな余裕を漂わせながら極めにいかず(原選手がそうさせなかった?)激しくシバキあいに行ったのも素晴らしかった...プロレスだなあ。本当真霜選手の成長を観るとここに来てK-DOJOの選手育成が成功してきてるのかなあと思いました。一方原選手も凄い成長してました。鋭いキックにグランド技術...素晴らしかったです。クイックリターン式のサッカーボールキックも素晴らしく純プロレスでも十分使えるムーブでした...カッコ良かったなあ。根性も凄くて重いキックに何度も立ちあがる姿には感動しました。そして頑張るだけではなく,その後もジャーマン等でぶん投げダウンを奪ったり素晴らしかったです。プロレス的な間や空間もみちのく留学で身についたのか,かなり"プロレスラー"してました。地元という事もアリ声援も多く人気も抜群でした。試合は終盤真霜選手が一撃必殺の無道を逃げられると両者の負けん気が爆発!!意地と意地のぶつかり合いとなりました。ノーガードでのキック合戦。水車落しのえぐさ。張り手合戦の無骨さ。両者フラフラになりながら激しくぶつかりあいました。試合は激しさを増しながら時間切れ引き分け。試合後鳴り止まなかった拍手は凄かったです。無表情な真霜選手が少し嬉しそうに満足してたのが印象的でした。原選手の悔しそうな表情も対照的で良かったなあ。最後はお互い認め合い正座...いつかのBATの風景がそこにはありました。



















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