アパッチプロレス軍/2006.4.14/東京・後楽園ホール⑤



◎第5試合 スクランブルバンクハウス有刺鉄線ボードラダーデスマッチ+α 時間無制限1本勝負
 ●葛西 純(18分03秒 片エビ固め)佐々木 貴○
 *右脚
★大日本で貴選手がデスマッチ王者になった事で,俄然注目すべき試合になったこの試合。大日本の純粋なるデスマッチではなく,FMW・W☆INGの流れを組むアパッチらしいデスマッチとなりました。葛西選手は完全復活を印象付ける素晴らしい暴れっぷりでした。貴選手もヒールファイトで素晴らしい試合をしました。セコンド介入も面白く,MIYAWAKI選手も良いヒールっぷりでした。会場のヒートを買いまくる"たかし軍団"天晴れ!!さらに+αアイテムでは自ら痛い目を見た剣山を持ち込んだ貴選手。結局自分が食らうはめとなるのですが,これぞ佐々木貴ってのを印象付けてました。会場から聞こえた「ミスター剣山」ってのは,ぴったりですね。終盤はセコンドの介入があるものの一進一退の攻防。葛西選手のクロスアームSHはMIYAWAKI選手がレフェリーのカウントを阻止。ならばとパールハーバーを狙うも...流石ミスター剣山!!膝剣山で迎撃に成功。最後はHi69選手がアパッチを裏切り,たかし軍団に加勢。MIYAWAKI選手がレフェリーを足止めし,Hi69選手がトランスレイヴ。さらに貴選手がハイキックから右脚を決め勝利しました。試合後(試合中もだけど)は興奮した女性ファンがリングに物を投げ,凄い罵声...熱くなるはいいけどマナーは守りましょう。それだけ熱くさせた貴選手のヒールっぷりは,なかなかのもんですね。つうか熱い声援はいいんだけど,最初から最後まで同じテンションでがなってられると...遠ければいいのですが,そういう人が近いと試合のメリハリが感じにくく集中できないので困ったもんです。まあ実際葛西選手の熱いファンの方のおかげで(苦笑),あまり集中できないのが残念でした。特に家内は相当やられてました。話は脱線しましたが,この試合はアパッチなら全然OK!!むしろ素晴らしい試合だったと思います。しかし,貴選手はデスマッチヘビーのベルトを巻いてくるなら,それなりの試合をしていただきたい。こういう試合ならばベルトは置いてきて欲しい。こんなセコンド介入とかのデスマッチをするデスマッチ王者は否です。貴選手が一番挑戦して欲しい伊東選手は,きっと振り向かないでしょう。伊東選手が完璧なデスマッチ王者だった理由...そこに貴選手のヴァージョンアップの鍵が隠れている気がする。何はともあれ天晴れ"たかし軍団"!!天晴れ"クレイジーモンキー"!!


大ブーイングに殿御満悦


葛西選手


凄い試合の予感...


有刺鉄線ボードは

殿が食らう


場外ラダー弾












剣山登場

食らうはミスター剣山の殿


殿の股間が剣山に...


さらに低空ドロップキックwith有刺鉄線ボード


葛西選手の+α画鋲は,貴選手が上手く使用






パールハーバー・スプラッシュ...シェ~ッ!!


風雲


右腕


D-ガイスト


右脚


セコンド入り乱れる


クロスアームSH


二度目のパールハーバーは膝剣山で迎撃...まさにミスター剣山


Hi69選手が裏切りのトランスレイヴ...吉田屋以来のヒール転向

さらにハイキック

とどめの右脚で殿の勝利


勝ち誇る,たかし軍団

試合後も痛めつける...場内大ブーイング(凄)

興奮したファンがリングサイドに...危ないって(怒)!!


試合後のマイク合戦

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