アパッチプロレス軍/2006.4.14/東京・後楽園ホール④



◎第4試合 30分1本勝負
 ●GENTARO(12分07秒 体固め)井上 亘[新日本]○
 *スタガリンブロー
★亘選手の入場では大ブーイング。序盤も亘選手の一挙手一投足にブーイング。しかし,試合が進むにつれリング上で展開されるレスリングに見入る場内。いつしかブーイングよりも熱のこもった声援が飛ぶ。そして,良い試合となった。最後は亘選手がスタガリンブローから屈辱の体固めでメジャーの意地を見せました。体固めってとこに,本当少しだけプライドが感じられましたね。テクニックではGENTARO選手が素晴らしい魅せる技術を披露。さらに亘選手をもコントロール。そして抜群のポジショニング。素人の僕が観る限りだが,GENTARO選手のポジショニングの技術は世界屈指...いや五本の指に入ると思う。メジャー戦士相手に,常にリングの真ん中で試合を展開したのは凄い事だと思います。一方の亘選手が,グランドでは常に極めに行く新日流。魅せる事より戦い...それでよいんだろうけど,途中からは本当接戦でしたから。打撃なんかはGENTARO選手の方が凄かったしなあ。本人はGENTARO選手に付き合ったみたいですが...う~んどうでしょう。そして,新日本ならばもっと叩き潰すとか,強さを魅せなきゃいけない気もするが...それが現在の新日本プロレスなのだろうな。GENTARO選手が頑張ったのか?新日本が弱くなったのか?それとも...とにかく良い試合だったのだが,なんとも色々考えさせられる試合となりました。手作りで「魂込めて!新日本プロレス!!」って垂れ幕まで作る熱心はファンもいるんだから,新日本にはもっと頑張って高い壁であって欲しいところだが...。


体格ではそんなに差は無いのかな


「魂込めて!新日本プロレス!!」...熱い新日本信者はまだいるのだ(もっと頑張れ新日本)!!


亘選手にブーイングが飛ぶ


グランドでは,常に極めに行く亘選手


コーナー四の字...インディーの技だ!!




ローリング・セントーン


メジャーの意地


妙技!!シャープシューター


凄い飛距離ながら,完璧なダイビング・エルボードロップ(凄)


フィニッシュはスタガリンブロー


勝ち誇るメジャー戦士

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